0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

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刻印 -91

浅葱に手を握られ 安心し、目を閉じた直後だった

いきなりの激痛に襲われた


「んぁああああっっ・・!!!・・ンッ!!・・ンッ・・・・!!!」

それはまさに 奇襲 だった
何の準備もなく、反射的に思わず声を上げた



な・・・・なん・・・・・だ・・・これ・・・・・・・・・・・

ンッッ・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!



じっとしていられない程の痛みが襲う


・・この痛み・・・・・・いつもと違う・・・・・・・・・・




自分でも何が起こったか わからなかった・・
それは全身の痛みではなかった
左腕・・しかもあの点滴の針が入っていた辺りだけ・・

もう針は抜かれているはずなのに・・

何なんだ・・・これは・・・


・・・ツッ・・!!・・・クッ!!
重ねてあった右手で左腕を必死に押さえた



「匠っっ!! おい!!!」

自分を呼ぶ浅葱の声で、初めて 浅葱さんが居たんだ・・と思い出す
それほど 何1つ考える余裕がなく、返事すらできなかった


そして 体をよじる程の痛みはわずか2・3分で
まるで波が引くように消えていった
何事もなかったかのように・・


ハァ・・ハァ・・

・・何・・・・・・・・・・・今のは・・・・・・・

ハァ・・ハァ・・

ハァ・・ハァ・・


額には嫌な汗が滲んでいた・・



「匠・・どうした! 大丈夫か!」
浅葱に抱き上げられる

「だ・・大丈夫・・・です・・・慣れて・・ますから・・・」

そうは答えてみたが、それは今までに経験の無い痛みだった
背中でもなく・・目でもなく・・・腕・・・
しかも それは局所だけ・・
こんなのは・・初めてだ・・




そのまま一睡も出来ないまま夜が明けた

だが、あれと同じ痛みが襲って来る事はなかった・・・







「匠、 ・・起きたか?」  朝になりオヤジが部屋に入ってくる

「体調はどうだ? 昨日無理したから辛いんじゃねぇか?」


明け方の事を思い出していた
が、あれからは何も起こっていない
あるのはいつもと同じ体の痛み・・



「大丈夫・・・です・・」

「じゃあ今日は・・・背中、診せてもらうぞ」


そのオヤジの声に匠は目を閉じ頷いた
出来ることなら、誰にも見られたくはない
だが それが無理なのは匠自身が一番わかっていた



浅葱が匠を抱き起こし、ベッドの上に座らせる
昨日 歩き回った分、上体を起こされても
昨日程の激しい眩暈はしなかった

「どうした? ひどく汗をかいてるな・・」
浅葱が匠の額の汗を拭う




浅葱に支えられて立ち上がり医務室まで行くと
深月が もう診察台の準備をして待っていた


「先に目の洗浄をしておくからな・・・
 そこへ座って上を向くんだ」 オヤジが言う


匠が診察台に腰掛けると
わずかに体が震えるのがわかる
2日前、ここに帰ってきた時の あの痛みを思い出していた


「薬を入れるとかなり痛むが、すぐに目を閉じるんじゃねぇぞ
 しばらくそのまま、目を開けたままで居るんだ・・いいな」

そう言うとオヤジはガーゼで匠の目の周囲を押さえる

「ほら・・・目、開けるんだ・・」

診察台の白いシーツを握り締める
胸が苦しくなる・・




ゆっくりと匠が目を開けると、オヤジが薬を落とし入れた


「ンッァ!!!・・・!!!・・・・!!」

またあの焼き付く様な痛みに 匠は体をよじる 


頭の中に水が入ってくる この・・忘れられない感覚・・
この痛み・・・・・・・

「・・・・・ァ・・・・ァッ!・・・ぁあ・・・・・ンッ・・・・・!」

小さく声を出しながら それでも匠は必死に目を開けていた
薬なのか、涙なのかわからないものがポロポロと瞳からこぼれ
オヤジの持つガーゼを湿らせていく
シーツを握る手が震える


ハァ・・ハァ・・


ハァ・・ハァ・・



小瓶1本分の薬で流し終えると
「ん・・もういいぞ・・・」 オヤジの声がした


「・・・・ンッッァァア・・!!」

匠は下を向き首を振って痛みを追い払おうとする


「腕が動く様になったら 自分でこれをするんだぞ・・匠・・
 ・・さあ・・・次は背中だ・・・・」




刻印 -92へ続く
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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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