0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村
↑ ランキング参加中です。クリックして頂けると励みになります m(__)m
--/--/-- | スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

刻印 -75

扉を開けたままの医務室からは話し声が聞こえていた
内容までは聞き取れないが、二人が話をしているようだった



「おやっさん・・ あの二人はもう長いんですか?」
深月が聞く


「ん? 長いって、何がだ?」


「コンビと言うか、チームと言うか・・一緒に仕事をする様になってです」


「長さか・・
 一緒に居た時間で言えば お前の方がよっぽど長いさ、流・・
 この件の始まりは 匠がここへ来た日・・
 恭介と初めて会った日だから・・・会ったのはこれで2回目か・・」


「2回目?! まさか! だってあの二人・・
 信頼っていうか・・・・いや、そんなモノ以上です

 命だって預けられるって感じで・・・・
 だからもうずっと一緒に居るのかと・・・・・・・」


「そうだなぁ・・
 二人の事は二人にしか判らんが・・・・
 
 真の強者は 瞬時に相手の技量を見極めるという・・・
 そういう意味で言えば・・・
 匠は、ここで初めて恭介に会った瞬間から、相手を認めたのさ
 恭介の 何か を感じ取ったのかも知れねぇなぁ
 
 二人の間に信頼があったと言うのなら
 恭介もそれに値する相手だと 匠を認めたってぇ事だ

 お前の様に、恭介がわからん。 なんて事は言わなかったぞ
 だからお前には 100年早えぇって言ったんだ」


「おやっさんー、もうその話は・・
 僕だって・・・わかり・・かけてるんですから・・
 ・・・・そういえば・・・
 おやっさん、いつの間にか 匠さんの事を 坊ヤから匠 になってますよね?」


「ん?・・ああ・・・・
 あの匠を見れば・・もう坊ヤなんて呼べねぇよ・・・」
 






その時、医務室から匠を呼ぶ浅葱の声が聞こえた

「ちょっと様子を見て来る」 
オヤジは深月に言うと、医務室へ走った


「どうした、恭介・・」

「オヤジ、また発作だ・・」


匠はまた発作を起こし、意識を失いかけていた
周囲の物音は既に聞こえていないらしく
ただ 激しい呼吸を繰り返し、震えている


「・・わかった、待ってろ」


オヤジは匠の状態を一瞥 (いちべつ) すると
手早く2種類のアンプルを注射器に詰め、比較的傷の少ない右腕に針を刺した


「ンッ・・・」
発作を起こした匠は 抵抗すらせず、小さく呻いただけだった



「今までより少し強い薬だ・・ 鎮痛剤も入れておいた
 これが効けば かなり楽になるだろう
 今日だけでかなりの薬を使い過ぎだが・・
 それでも・・・ 少しでも眠らせてやらねぇと・・・・
 恭介、お前は大丈夫か? 匠・・下ろすか?」


匠を抱きかかえたままの浅葱にオヤジが言う


「いや・・俺はいい ・・大丈夫だ」


「最初から無理するなよ、先は長げぇんだ・・・
 お前だってずっと眠ってないんだ
 ほら・・これを・・・ 少し楽にしてろ・・

 やはり、このまま快方へ向かってくれたら・・ってのは
 少し考えが甘過ぎたか・・」

そう言いながら浅葱の背中にクッションを差し入れる



「・・・全部 ・・・・俺のせいだ・・・」
浅葱が苦しそうな匠を顔を見ながら ポツリと呟いた


その言葉にオヤジの顔が曇る
「恭介・・・・ そういう言い方はやめろ」  強い語気だった




浅葱が顔を上げる

「お前の後悔や罪悪感、同情・・ 
 今 そんなモノを貰っても、匠は喜びはせん
 特に匠は敏感だ
 そんなモンは 今の匠には負担以外の何物でもねぇぞ」


「・・・・・・ああ・・・・すまない・・・わかってる・・・・」
浅葱はそう言って 腕の中の匠の顔を見る





薬が効いたのか、匠は眠りに落ちようとしていた




刻印 -76へ続く
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村
↑ ランキング参加中です。クリックして頂けると励みになります m(__)m
コメントありがとうございます。励みになります!














非公開コメントにする
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


拍手・ランキング・感想など頂けると励みになります

ツイッター @0storyRin
UP情報や裏話を呟いてます

サイトマップ・全記事表示
最新トラックバック
カテゴリ
COUNTER



にほんブログ村 小説ブログ BL小説へ
にほんブログ村

にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

↑ ランキング参加中です
1ポチ してもらえると嬉しいです
検索フォーム
QRコード
QR


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。