0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

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刻印 -57

浅葱が握り締めた拳を開く間もなく、5階からの応援要請が入る 

「こちら5階! 只今交戦中!! 恭介! 至急応援頼む!」





「クソッ・・・・・こんな時に・・・・!」
浅葱は一瞬迷った
このまま こんな状態の匠を置いては行けない
が、連れて行く訳にも・・・・・



「・・・・・・・し・・・・・・・て・・・・・・」
腕の中で匠が何かを呟く声がした
力の無い手で必死に何かをしようとしている


「・・ん? どうした・・ 匠? なんだ・・?」
「・・・・・・・・はな・・・・・   ・・して・・・・」
匠は浅葱の腕を振り解こうとしていた


「・・いっ・・・て・・・・
 ・・・・・・ここで・・・・・・まって・・・・ます・・・」
浅葱の迷いに気付いた様に 腕の中で抵抗しながら匠が訴える
途切れ途切れの声は まだ苦しそうだった


「だいじょうぶ・・・・だから・・・・・・・いって・・・」


そうだ・・
今 応援に行かなければ、また匠と同じ様な状況を引き起こすかもしれない
そして、また・・・仲間を失う事になるかもしれない・・
もう、後悔はしたくない・・




匠の言葉に 浅葱は唇を噛みながらそっと匠を台に戻した



「・・・・すぐ戻る・・・ここで待ってろ・・!
 深月! 匠の側に居てやってくれ

 背中に酷い傷がある
 それから・・・
 目が、見えていない・・・・
 
 ・・・だが もう薬で落ち着くはずだ」



その言葉に深月は一瞬動揺した
「・・目って・・・  ・・・あ・・・・は、はい・・・・・」



浅葱はそっと匠の体に布をかけ
そして その上に自分の上着を脱いで掛けた




肩から下げた銃のホルダーに 浅葱が握る銃とは別の小さい銃があった
それを取り出すと、深月に渡す

「これは軽量で扱いやすい銃だ
 トリガーも軽い
 これならお前も撃てる
  
 匠を頼む
 
 いいな深月・・・任せたぞ」


「あ・・・・はい・・・」


返事を聞くと、深月の肩をポンと叩き 浅葱は部屋を出て行った





浅葱が出て行くと、深月は浅葱の銃を握り締めた




あれほど感情を表に出す浅葱を見たのは初めてだった
そしてこんな状態でも浅葱を行かせ、ここで待っていると言える匠・・・
これが信頼・・ ・・・絆・・?

” あいつはNO.1だ・・”
そう言ったおやっさんの言葉の意味が 少しだけ判りかけた様な気がした





深月はグッと銃を握り直す
頼む・・ そう言った浅葱の言葉を思い出す

自分も信頼された・・・
信頼されて匠さんを任された・・
実戦経験は少ないが 銃ぐらい撃てる・・


でも今はたった一人で、手負いの匠を守らなければならないという重責に
正直 手が震えた




匠を背にして台の前に立ち 銃を扉に向けて構えた




上階では爆発音もしている・・
いつここに 敵がなだれ込んで来てもおかしくない・・・
だけど・・こんな状態の匠さんだって、待っていると言えたんだ
自分だって・・・できるはず
出入り口はあの扉1つ
あそこさえ守ればいい・・・


そう自分に言い聞かせた




刻印 -58へ続く
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7.   管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013-06-01 |   [ 編集 ]
8.   
いつもコメントありがとうございます!
1話が短いのでなかなか先に進みませんね。。。
2013-06-01 |   [ 編集 ]
9.   管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013-06-01 |   [ 編集 ]
10.   
コメントありがとうございます!
もう60話近くになってしまいました
まだ続きますが・・・
2013-06-02 |   [ 編集 ]
コメントありがとうございます。励みになります!














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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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