0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

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刻印 -56

浅葱は 口で注射器のキャップを外すと
匠が動きを止めた一瞬を狙って 左手で匠の太ももに注射器を突き刺した



「・・・ンッ・!!・・・・ ぁぁああああっ・・・!!!!!」
声にならない叫びをあげながら
匠は 足をバタつかせて、針から逃れようと身をよじる

深月はその匠の脚を 必死に体で押さえ込みながら
思わず目を逸らしていた
もう直視できなかった・・・・



浅葱は打ち終えると 注射器を床に放り投げ
匠の頭をしっかりと抱きかかえた

「我慢しろ!!・・・・・匠っ・・!!」



ハァ・・・

ハァ・・・


ハァ・・・



ハァ・・・




浅葱は胸にしっかりと匠を抱いたまま動かない



静まり返った室内に 匠の呼吸音だけが響く

深月も そっと顔を上げ
匠の脚を押さえた手を離す事さえ忘れて 祈る様に二人を見つめていた




そして・・・
浅葱の腕の中で ほんの少しずつ、匠は落ち着きを取り戻していった


暴れていた体から徐々に力が抜け
ぐったりと浅葱に体を預けてくる


オヤジの鎮静剤の効果だった

呼吸もわずかだが ゆっくりと落ち着いていく・・・・



「・・・匠・・・・
 ・・・・わかるか・・・?  俺だ・・・ 浅葱だ・・・・」
刺激しない様に、浅葱が静かに声を掛ける




ピクンと匠の体が震えた
一瞬 何かを考える様に間があくと

「・・・・・・・
 ・・あ・・・・あさ・・・・・ぎさん・・・・・・・・・・?」

やっと浅葱の声に反応し 匠が目を開ける



「・・・遅くなった・・・ すまない・・・・」
浅葱はもう一度 匠の頭と肩を抱きしめた




その浅葱の声に 匠の表情が少し和らぎ 微笑んだ様にも見える


言葉を返そうと匠の口は動くが、上手く声が出ない
「・・ほんとに・・・・・・・
 あさぎ・・・さ・・・・・・・こえ・・・・・・・・」


「ああ・・ 俺だ・・・・・」
浅葱が匠の顔を見つめながら頷く



が、これだけ間近で しっかり視線は合っているはずなのに
匠の目はどこか遠くを見ていた


「・・どうした?? 
 ・・匠・・・?  俺はここにいるぞ・・・・・」
浅葱の手が匠の頬に触れる



その手に安心した様に 匠がゆっくり頷き目を閉じた



「・・・・・・・・お前、まさか・・ 目が・・・・・・・」
匠は苦笑する様な・・・・  そして悲しそうな表情で
コクンと一つ頷いた



「クソッ・・・・!!!!」
浅葱は悔しさに拳を握り締めた




刻印 -57へ続く
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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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