0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

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刻印 -51

オヤジ達が見つめるPC画面には 新しく数個のポイントが点滅していた

今までの様に相手が残した・・
いや・・ 相手にフェイクで掴まされた手がかりではない

ここのどこかに匠は居る・・
全員がそう確信できる場所だった


その中から可能性の低い場所を順に潰していく

最も匠に近い場所・・・
もしあの医者まで絡んでいるとすれば、もう一刻の猶予もなかった






数時間後、PC画面の点滅は2つになっていた


大学関係者が個人所有していた倉庫 と 医療研究施設
どちらも今は閉鎖され 使用されていない


「ここから先は 戦力を分散させる訳にはいかねぇ・・・
どっちが当たりだと思う・・・・?」  そう尋ねるオヤジに

「たぶん・・・ここが一番条件に合います」
深月が1つを指して言う


それは医療研究施設の方だった




「根拠は?」

「はい、 ここの建物は鉄筋コンクリート、
 半世紀以上前の物ですが 地下もあります
 例の新薬で儲けた時代に大掛かりな改築が行われていて
 内部は不明ですが・・・・」

「不明って・・だったら、 こっちの倉庫もコンクリートだぞ
 広さからいけば、こっちの方が近い気がする」

深月の意見を遮る様に声がした



それに動じる様子も無く深月は言葉を続ける

「ですが・・このカメラの画像・・・
 今では珍しいかなり古いタイプの防犯カメラだと思いますが
 その時代に普及した物とも合っていますし、

 この場所・・・
 映像全体のサイズと 人物との対比、位置関係・角度から計算すると・・・」


深月がPCを操作すると 次々と図面や解析表が映し出される
 
 
「これが、入手した倉庫の図面ですが・・・
 床面積、天井高からいうと この映像を残すには無理があります

 施設の方は改築後の詳しい図面が無くなっているので
 内部構造やハッキリとした広さはわかりませんが
 この映像を残せるのは こちら

 ヤツ等が今まで逃走にヘリを使用した事もあるという事実からも
 ヘリポートが併設されているこの医療施設の方が 可能性は高いと思います」





オヤジは黙って深月の意見を聞いていた
「・・ん・・いいだろう
 俺も流の意見に賛成だ・・・みんなはどうだ??」 


その声に一同が頷く
深月は安堵の表情を浮かべた


「よし、まずはここ1つに絞って行く。 指揮は恭介・・いいな?」

誰も異論を唱える者は居なかった


「決行は今夜、それまでに下見と準備だ」
浅葱が全員を見ながら言う








その数分後には オヤジを除いた6人は 3台の車に分乗し
目的の施設へと走り出していた


浅葱の車の助手席には深月が居た
目的地に到着するまで二人は何も話さなかった



目的の建物・・・
そこは周囲とは不釣合いな程の 高い塀に囲まれていた
まるで城を堅固に守る城壁だった
その奇妙な壁の奥に 古びた建物が見えた

正門には 半ば壊れた様な 『私有地に付き立入禁止』 の札が下がり
カラカラと風にあおられていた
横に守衛所はあるが人影は無い


建物を壁沿いに一度走り
ターゲットが見下ろせる近隣ビルの屋上に上がった


上から見ると 関東圏とは思えない程の広大な敷地だった
高い塀の中には鬱蒼と木が茂っている


建物自体は5階建てと低く
現在の高層建築に囲まれたそこは、ぽっかりと窪んだ穴の様に見えた



「関東にまだこんな場所が残ってるんだな・・」
「ああ・・これだけの土地、売ったら数億・・いや数十億だぞ・・」

誰かが驚きの声をあげた



しかし異様なのは その土地ではなく建物の方だった
1階から4階まで、全てが壁のみで 窓1つ無い

5階には所々 窓が見えていたが、その外見は医療施設と言うより
まるで刑務所か隔離施設だった


「いったい・・ここで何をしてたんだろうな・・・・・・・」
「ああ・・・どう見てもロクなトコじゃねぇ・・・」




「入り口は1階だけか・・・?」
深月がタブレットで中継する画像を PCで見ていたオヤジが聞く


「ああ、だが5階の窓は格子も何もない・・あれなら屋上からも侵入できるはずだ
 一班は壁を登り屋上から5階へ、残り二班は1階から入り
 地下階と地上階へ分かれるのが最良だろう」


浅葱の言葉に


「外見は廃墟でも、中は最新の警報システムが組まれているかもしれません
 一班は 先に電気制御室を制圧した方が・・・」
深月が言いかける


「その必要はないと思う」
浅葱はきっぱりと言い切った


「大事な人質を監禁している部屋でさえ あんな年代物の防犯カメラだ
 最新の設備が欲しければ最初からそちらへ連れて行く
 ここに居るとすれば システムよりも別の目的があっての事だ」


「何か別の・・・?」
深月が呟く


もう一人が言う
「わからないか・・?  最新のシステムより、欲しい機能がここにはある
 ・・・医療機器だよ・・・ イカれた医者に医療機器・・・・
 おやっさんの言葉じゃないが、もう猶予はないぞ」





中継される画面を見ながら オヤジも嫌な予感がしていた
隣のモニターには あの縛られた匠の映像が映っている

「どぉも・・・・・ 気に食わねぇ・・・」


オヤジが苛々した様にモニターを指でトントン叩く
画像が荒すぎて、ハッキリしないが 匠の腕に何か巻かれている様に見える

「いったい これは何なんだ・・・・」




刻印 -52へ続く
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013-05-26 |   [ 編集 ]
2.   
初コメントでした! ありがとうございました!
2013-05-26 |   [ 編集 ]
コメントありがとうございます。励みになります!














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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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