0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

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刻印 -46

部屋にはもうずっと 匠の叫び声が響いていた
枯れた喉から絞り出す悲痛な叫びだった



すでに意識はハッキリしていない

痛みがどこから来るのかも、何の痛みなのかも理解できていなかった

が、叫ぶ事で なんとか精神を正常に保っていた




視界は全く無く 闇そのものだった

ささくれた金属の上に剥き出しの眼球が置かれている様な痛み
少しでも眼球を動かすと目の奥から頭の中の神経まで激痛が走る

その痛みも激しかったが、それ以上に匠を襲ったのは恐怖だった



今まではどんな激痛でも状況が見えていた
うつ伏せで 視界がほんのわずかだったとしても
まだ目で見る事ができた



だが今は闇しかなかった・・・

上も下も左右もなく
誰がいるのか、これから何をされるのか
何もわからなくなっていた
力の無い指で必死に台を握り締め 落ちて行きそうになる体を支えていた



乾いた喉から咳が出て止まらなくなる
呼吸は苦しくなるばかりだった
気持ちが恐怖に支配されると発作が起きた

呼吸できない・・それもまた恐怖だった・・・







「どうだ・・・? タクミ・・・ 恐怖というものは・・・」
そう言いながら男が叫び続ける匠の頭を撫でる


「針はまだたくさん残っている・・  次はどこがいい・・・・?」
そう言って トレイの注射針をカラカラと鳴らしてみせる








その音で匠の脳裏に あの銀に鈍く光る尖った針が蘇る・・・


それは 何本も何本も目の前に浮かび、
そしてそのまま 真っ直ぐに匠の目を貫いた

目から鮮血を流し、絶叫する自分の姿があった





「もう・・・・やめ・・・て・・・・・・くれ・・・・・」



匠は震える様に反応した


男は匠の顔を見つめる
「・・・やっと私の言う事を聞く気になったのか・・・?」



その問いに匠は震えながら わずかに頷いた

それは意思というよりも 恐怖と痛みに支配された本能だった



「そうか・・いい子だ・・・」
そう言って 男は匠の唇を指でなぞる・・


唇端からそっと指を口へ差し込むと、
痛みと恐怖で叫ぶ匠に自分の指を噛ませた


「・・んァッ・・・・・・・・・ン・・・・ッ・・・・・・」
声が出せなくなり叫びが小さくなる


苦し紛れに噛む匠の力で 男の指から一筋の血が流れ
匠の唇を染めた





「ほら・・タクミ・・・舌を出すんだ・・・・」


何も見えない世界で 男の声だけが、まるで暗示の様に頭に入ってくる

匠は震えながら小さく口を開け舌を差し出す



「そうだ・・・・それでいい・・・」
男は差し出された匠の舌に そっと自分の舌で触れる



「やっと私のモノになったな・・・タクミ・・・
 最初からこうしていれば、こんな思いはしないで済んだのに・・・」

出させた舌を 触れるか触れないか程度で絡めながら
男は満足そうに言う
欲しかった玩具をやっと手に入れた子供の様に・・・



頭を撫で、舌を触れ合わせながら
男の手は匠の下腹部へと伸びて行く

顔を見つめながら 手は足を割って入り
匠のモノをゆっくり大きく手で包み込む




匠が反射的に体をよじる・・・
背中の傷が擦られ、また痛み 両目は激痛をもたらす

「・・んっ!!・・ぁッ・・・・・んんアッ・・・・・・・・・んんんんん・・・・」
「ほら・・・じっとしているんだ・・・  動くと痛むぞ・・・・」


闇の中、静かに響くその声に 匠の体は抵抗できなくなる


じっとしていれば・・・抵抗しなければ・・・・苦しくない・・・





「足を上げるんだ・・・足は動くだろう・・」

そう言われて匠はわずかに両足を上げる
男は膝裏に匠自身の手を入れて 匠が自分で足を持ち上げた格好にする


嫌だと言う意識は無かった・・・
ただ闇に置かれた人形の様に言われるがままだった



何も考えられない・・・いや、自ら考え、感じる事を拒否していた





・・・本当の闇に堕ちようとしていた




刻印 -47へ続く
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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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