0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

刻印 -5

合流ポイントには すでに浅葱の車が止まっていた
近づいて中を確認したが人影はない


この辺りの道は頭に叩き込んで来たが、地図と現実ではかなり印象も違う
腕時計に目を遣ると、合流までには まだ少しある
匠は歩いて表通りに出てみる事にした


街にはいつもと同じ時間が流れていた
何も変わった様子は感じられない
会社帰りのサラリーマン、OL、まだ制服を着た女子高校生・・・
都心から少し外れているせいか、この辺りの人通りは少ない方だった


「そんなに険しい顔してると、怪しまれるぞ・・・ 笑え」



ふいに後ろで声がした


「浅葱さん・・・」
振り返ると、そこには咥えタバコの浅葱の姿があった

スーツに黒いコートのその立ち姿は
どうみても俳優か、高級クラブの敏腕オーナーといった感じだ
その姿に 思わず匠の顔が赤くなる


「笑えって・・・ 浅葱さんこそ 顔、怒ってますよ、どう見ても」
「怒ってはいない。 これが普通だ」


さっさと歩きだした浅葱に追いつこうと、匠は急ぎ足になる




暫く歩いて一軒の雑居ビルに着くと
「ここだ。早くしろ」  浅葱の声がした

”早くしろって・・・ 歩くの早すぎだって・・・”
浅葱の背中を見ながら 匠が呟く




「いいか? ここからは俺から絶対に離れるな」

匠の考えなどお構い無しに、矢継ぎ早に指示を出す浅葱に少しイライラし

「離れるなって・・・ 子供扱いしないで下さい
 ガキじゃないんですから」

そうは言ってみたが
浅葱は聞いているのかいないのか、返事も返ってはこなかった





階段を上り 目的の階の扉の前で二人は銃を構えた
浅葱が手を伸ばし扉をそっと開く


「・・・真・・っ暗・・?」


中には屈強な男達が大勢集まっている
そこに飛び込んでの派手な銃撃戦・・・・・
そんな事を勝手に想像していた匠は、いささか拍子抜けした様に呟いていた



「うるさい・・・・・ 黙ってろ」

小声ながらも迫力ある声に圧倒されながら
匠は浅葱に続いて 真っ暗な部屋へと入って行った




刻印 -6へ続く
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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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