0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

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刻印 -54

血痕を追いながら二人は廊下を進んだ


「次の角を右に・・・」
浅葱の後ろから 深月が小声で誘導する


が、その角の手前で ふいに浅葱が立ち止まった
そして無言のまま 左手で後続の深月を静止する


息を止め、深月が浅葱の後ろにピタリと付くのを待つと
振り向きもせず浅葱は指で合図した

” ここに居ろ  ”


深月も無言で頷き、壁に張り付くように身を隠す







浅葱が壁に沿って そっと一人で出て行き姿が見えなくなると
一人になった深月の不安は急速に大きくなる・・


敵が・・・敵が居る・・

深月は緊張で心臓が張り裂けそうだった・・



ただただじっと グレーの天井を見つめ 浅葱が戻るのを待っていた

はやく・・・はやく・・・・浅葱さん・・・





「・・・・ウッ・・・・」

遠くで呻く様な小さな声がした




その声に深月はビクッと震える


浅葱はすぐに戻って来た
深月の不安など気にも留めず
「・・行くぞ」 とだけ声を掛け、また進み出す



深月は置いて行かれまいと 慌てて浅葱の後を追う
廊下の脇には 数人の男がゴロゴロと倒れていた

銃で撃たれた形跡はなく、全員が絞め技で堕ちていた






それからも何度となく浅葱は一人で出て行き
静かに敵を制圧して戻ってきた




どれくらい進んだだろうか・・
廊下の景色が一変し 両側にズラリと扉が並ぶ一角に出た



「・・・あの扉です。 反応があります・・」
両開きの扉を指差し、深月が言う


先程と同じ様に浅葱は扉の前で銃を構え直す





そして そっと扉を開く・・・・




そこも薄暗く広い部屋だった
床はタイル張りで、敵の気配はない
前の倉庫にはあった防犯カメラらしき類も ここには見当たらなかった
どこかで何かがピーピーと鳴る音だけがしていた



部屋の中央には 大きな台があり
その周囲には 作業台らしき物
棚には薬品・器具などが整然と並んでいる

台を直接照らす照明もあり、そこは古い・・昔の手術室の様な印象だった





その台の上に白い布を掛けられた 何かがある



2人は周囲を警戒しながら ゆっくりと台へと近付いていく



その白い布の上部から 人間の髪の毛らしき物が見えていた




浅葱が思わず走り寄る

「・・・・匠・・・・?」




布を少しずらすと ・・・匠の顔が見えた


こちら側・・・扉の方を向いて横向きになり
腕を曲げ その腕の中に顔を隠すようにして小さくうずくまる匠がいた



「・・・匠・・・・・匠っ! ・・・・・・おい・・・・!」









部屋の外で人の気配がした

老人ではない人の気配・・
またあの男なのか・・・
そして扉が開かれ、何者かが入ってくる・・・
それだけで 闇の中にいる匠が発作を起こすには十分だった
呼吸が荒くなり、発作が起きる





匠の指先に付けられたセンサーが
小さくピーピーと鳴っていた






「匠・・・・・匠っ・・・!!!」

呼びかける浅葱の声に反応は無い




刻印 -55へ続く
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3.   管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013-05-29 |   [ 編集 ]
4.   
コメントありがとうございました!
励みになります
2013-05-29 |   [ 編集 ]
5.   管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013-05-30 |   [ 編集 ]
6.   
いつもコメントありがとうございます!
とても嬉しいです
2013-05-30 |   [ 編集 ]
コメントありがとうございます。励みになります!














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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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