0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

華燭の城 - 166

重厚な造りのテーブルが、振動で揺れ動く程
ガルシアの動きは激しくなり
シュリを押さえ付け、自身を捻じ込み抽挿を繰り返す


少しでも体を捩り、逃れようとするシュリの脚は
それを逃がすまいとするガルシアの肩に抱え上げられ
益々 大きく開かれる


その光景は・・・・ そのモノの出入りは
シュリの腕を押さえるオーバストからも ハッキリと見えていた



そこから聞こえる湿った音と、ガルシアの荒い息遣い使いの合間に
シュリの、喉の奥で必死に息をする引き攣った呼吸音がする





既にシュリは激しい責めに声も出ず、唇を嚙んで嫌がるのみだった
薄っすらと開かれた瞳が 壁の双剣だけを朧気に見つめる


神を自身に下ろす為の神器である双剣
その神の剣の前で犯される屈辱に
ただ口惜しさと怒りと悲しさがこみ上げる




オーバストも絶句していた


この王に仕えてもう長い
ガルシアという男の性癖は充分に知っていた

新しくやって来た美しい皇子と、そういう関係にあるのだろうという事も
勿論 気が付いていた

だが、ガルシアを父王と呼び、
いつも優しく穏やかに微笑むシュリだけを見ていたオーバストは
そこには合意もあるのだろうと、勝手に思い込んでいた

皇子もそれを受け入れ、半ば楽しんでいるのだろうと・・・・・





それが まさか・・・・ こんな・・・



これではまるで強姦であり、拷問ではないか・・・・

いや、あのおびただしい数の体の傷は・・・ 
実際に拷問を受けたのだ・・・・

神の子を・・・
こんなになるまで・・・・






「陛下・・・もう・・・」

思わず 止めてください・・・ と言いそうになった時
ガルシアが小さく喜の声を上げ呻いた



シュリの脚と腰を鷲掴み、最奥まで突き込んだ自身はそのままに
わずかな動きだけを残し 恍惚の表情で天を仰ぐ

シュリは肩で激しく息をしながら、ぐったりと動かない・・・




終わったのか・・・




オーバストはその時、密かに安堵した
陛下に ”止めろ” などと、恐ろしい言葉を吐く前で良かったと・・・




体内からガルシアのモノがヌルリと引き抜かれると
シュリは小さく呻き、テーブルの上で身を丸めようとする

オーバストも、慌ててその手を放していた



シュリは自由になった右手を胸に抱え込む様にして蹲り
ハァハァと痛みに耐えながら、乱れた呼吸を繰り返す

その痛々しい姿にオーバストは
思わず今までシュリを押さえ付けていた拳を強く握り締め
「申し訳ありません・・・・」 と呟いていた


命令とはいえ、神の子を犯すという醜行に
自分も加担してしまったのだ・・・・
なんという恐ろしい事をしてしまったのか・・・



その声が聞こえたのだろうか・・・

シュリがフッと顔を上げる
オーバストに視線を向け・・・
そして静かに目を閉じ、穏やかに微笑んで・・・ 小さく首を振った



それは罪悪感に圧し潰されそうになっていたオーバストにとって
まさに神の赦しだった


シュリ様・・・・・・・・


オーバストはヨロヨロとその場に膝を付く



蹲るシュリの尻間から、ガルシアの精がトロトロと溢れ出るのが見える

それがテーブルの上でシュリの血とゆっくりと混ざり合っていくのを
オーバストは ただじっと見つめる事しか出来なかった





「どうした、腰が抜けたか」

そんなオーバストを見てガルシアは面白そうに笑い
下半身を露出させたままソファーにドッカと腰を下ろす




「ラウム、さっさとここを片付けて、連れて行け」

満足がいったのか、上機嫌でそう言うガルシアに
ラウは 「はい」 と返事をし、そっとシュリを抱き起す

その声はいつもと同じ、とても静かだ
そして 手際よく汚れたテーブルを片付け始める
何事も無かったかのように・・・・




そんな・・・ ただ黙って命令をこなすラウムにも
オーバストは驚きを隠せなかった

どうしてそんなに冷静なんだ・・・・
こんな場を見せられて・・・・
皇子のあんな体を見て・・・・
神が犯される様を見て・・・・
みんなオカシイ・・・
どうかしている・・・・





ガルシアに忠誠を誓い、仕えてから10年以上
一点の曇りもなく、この仕事に誇りを持ちやってきた

だがこの時 自分の胸中に突如として湧き上がったもの・・・
それがこの王に対する不信感という感情であることを
オーバストは初めて自覚していた






華燭の城 - 167 に続く
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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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