0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

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刻印 -52

その夜、6人は昼間と同じく3台に分れ部屋を出発した


「必ず坊ヤを連れて帰って来い・・」
オヤジはそう言って送り出した


雨が降り始めていた



打ち合わせ通り 途中で1台が脇道に逸れる
別隊で5階から侵入する為だ


他の2台は表の死角に車を止め その2人からの連絡を待っていた

雨は次第に強くなり、
ワイパーを止めたフロントガラスは すぐに雫で覆われた



「深月・・・これを持って入れ」
浅葱が深月に銀のBOXケースを渡す


「これは・・?」 深月が聞く
「オヤジから預かった・・・  匠の命綱だ・・」
「匠さんの・・・・・・はい・・」

深月はそのBOXを受け取ると膝の上に抱えた

それだけ言うと浅葱はまた前を向いて何も言わなくなった




暫くしてインカムから連絡が入る
「こちらC班・・只今屋上到着・・いつでもOKだ」



「・・・よし、行くぞ」
浅葱の言葉に4人が車を降り、正面から男達が入って行く


雨はまた一段と強くなっていた



姿も音も消し去ってくれる雨煙は 侵入には好都合だった

入り口の鍵を開けるのは、容易 (たや) すかった
5階の窓も破られた頃だったが、浅葱の言った通り警報が鳴る気配もない



”まさか本当の廃墟・・・? ハズレた・・?”

ここが正解の建物だと主張したのは自分だ
深月は内心焦っていた・・





内部は異様な感じだった

ホールから放射線状に濃いグレーの絨毯が敷かれた廊下が延びる
もちろん窓も無く間接照明だけで薄暗い


「当たり・・だな」
浅葱が言うと他の2人も頷いた


”当たり・・・・・・・”
その言葉に深月は内心ホッとしながら皆の後を追う



この建物に関する図面は全て処分されている為に
1つずつ場所を探しながら進まなければならない

階段を探して暫く進むと、浅葱が急に立ち止まった


「な・・・何ですか・・?」
浅葱のすぐ後ろについていた深月が聞く


「深月・・・ 鑑識出来るな?」
「あ・・はい。  出来ます・・・」
「この廊下を調べてくれ」
「・・・・・・ この廊下を・・・・ですか?」
「ああ・・・これだ・・・」


浅葱が指差した先・・・・
かなり暗く 余程の注意をしなければ見落としそうな絨毯の廊下・・・・
その中に  ポツ・・ と、わずかに黒い点があった


「これ・・・ですか? ・・・ わ・・・わかりました」
「照合するのは・・・・匠の血液だ」
「血液・・・・ あ・・・・・はい・・・・」


深月は指示されるままに 細心の注意でわずかな血痕を採取し
簡易機材で調べ始めた

しばらくすると繋いだ機械の画面に青い文字が点滅する


「・・・・一致しました・・・ 匠さんの血液に間違いありません・・・」
「やはりそうか・・・この血痕の続きを追えるか?」
「続き・・・・」

よくよく見ると、廊下の先にも ポツと同じ様な点がある
「あ・・・はい・・・やってみます」



深月がタブレットを取り出し操作する

それを廊下に向けると 画面の中に
ポツ・・・・・ポツ・・・・・・と緑の蛍光色に光る点が見えた

「先程の血液反応あります・・・ こっちです」



深月の先導で迷路の廊下を進む
それはかなり長く続いていた


暫くすると階段脇のエレベーターホールへ出た


階段には血液反応はない
エレベーターのボタンにタブレットを向けると
【B 6F】 のボタンが緑に光る



「地下6階・・・・」



「俺と深月が地下へ行く。 B班は地上階へ」
「了解」

そう言うと 二人は浅葱達と離れ、階段を駆け上がって行く




「この血痕は・・・・・・」
深月が呟く・・・・


「これは・・・・ 匠が命がけで付けた俺達への合図・・・道標だ」




刻印 -53へ続く
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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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