0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

華燭の城 - 185

「ナギ殿下!!! 今更、何を!
 ・・・・ シュリ様を助けてくれるのでは、なかったのですか!!
 それでは約束が!!!」


「ジル殿・・・・  申し訳ない・・・」

ナギは一度深くジルに頭を下げた



「残念だが今の帝国の掟に、このガルシアのやった事を罰する法は無い
 出来るとすれば、我が父、帝国皇帝に”虚偽”の報告をし
 その親書でシュリを”無理矢理” 跡継ぎの座に置こうとした、と言う事だ」



ガルシアがギリと奥歯を噛む 
虚偽・・・・ まさに自分が恐れていた事を口にされたからだ




「しかし・・・・」

だが、次にそう続いたナギの言葉で
ガルシアはニヤリと片唇を上げる事になる



「しかしそれも・・・
 シュリは俺・・・ いや、私の目の前で
 ハッキリと、自らの意志でこの国の次期王になると宣言したのだ・・・
 
 私は帝国皇太子であって、考えるべきは帝国の利
 その帝国の害損となる背信者に制裁を与える事は出来ても
 世界中の人道を裁く審判ではないのだ・・・・
 この程度の国の、身内同士の勝手な家督争いなど・・・・」
  

「そんな・・・・ 帝国の利にならなければ
 シュリ様はどうなっても良いと仰るのですか・・・・!」

ジルがナギを鬼の形相で睨み付ける




帝国の利、か・・・・・

そんな二人を目の前に
勝利宣言でもする様にいきなりガルシアが両手を大きく広げ咆哮した


「殿下! やっとご自分の立場を理解された様ですな!
 殿下の言われる通り、ワシに 何一つ非は無い!
 神国を攻めようが、シュリをどう扱おうが、ワシの自由!」


ガルシアはここで一際 声量をあげる


「ワシは神の子に悪魔の紋を刻み、魔の力さえも与えてやった!
 神と悪魔!これぞ最強の兵力!
 ・・・・これも全て帝国の為にした事!!
 これほど素晴らしい物を作って頂いて有難いと、礼を言って欲しいぐらいだ!」


これがガルシアの脳内が、全精力を傾けて導き出した勝利への計算式だった
シュリにあの紋を刻んだのも、
全て帝国の最高兵力とする為だった・・・ と。




「ああ・・・・ 確かにそうだ・・・・
 シュリに悪魔の紋を刻んでも文句は言えない・・・・・」

ナギが呟く


「・・・・殿下・・・?  今何と・・・・・
 ガルシアは・・・今・・・・ 何と・・・・??」

ジルが思わず聞き返した
聞き違いでなければ、今 悪魔の紋を身に刻んだと聞こえた・・・・・・



シュリはそんなやり取りを ただ唇を嚙んで聞いている事しかできずにいた




「殿下・・・・? 殿下???
 何か仰ってください!!!
 悪魔の紋を・・・って・・・・・・・・いったい何のお話なのですか!!」


ジルがナギに詰め寄り、取りすがる
両腕を強く握り、問い続けるが ナギは黙ったままだった

そんなジルをそっとヴィルが押さえ、ナギの腕から引き剥がした





「殿下! 殿下!!?
 どういう事なのですか!・・・・・殿下っ!!



 ・・・・・・・・・・・・・・・・シュリ様・・・・・・・?

 ・・・・ シュリ様っっ!!!!」




震える声は、黙ったまま何も答えないナギから、
未だ捕えられたまま俯くシュリに向けられた




「シュリ様・・・・・・・・・!!
 何があったのですか!!!
 悪魔とは・・・・ いったい・・・・・・っ!」


「お前はあの時、神国にいたジジイよな」

ヴィルに押さえられたまま取り乱すジルに、ガルシアの声が飛んだ





「誰も答えられぬ様だから ワシが教えてやろう」



「やめろ・・・・・・・・」

シュリが俯いたまま呟く





「ん?何だ?シュリ
 さすがに神国の者に見られるのは嫌か?
 だが、すぐだ、
 すぐにお前は 幾千、幾万の兵の前でその体を晒すのだからな」



「馬鹿な・・・・!
 シュリ様は神の化身ぞ!!
 その神聖なる御身体を人前に晒すなど・・・・
 その様な事が許されると・・・・・!!」



「ジジイ、まだそんな事を言っているのか?
 お前の大事なシュリ様は、もう 神聖なる者 などではないわ!
 ワシや、あの西の小男に、自分のモノを嫌と言う程しゃぶられ、
 白く透き通った肌を紅潮させて、後ろを犯され、
 女の様に声を上げたのだ
 あの きつく吸い付き、締め付けてくるシュリの体・・・・・
 一度味わうと忘れられんぞ?
 そうそう・・・・ あの美しい顔でワシのモノの前に跪き、咥え、精も飲んだな
 もうあの体は、その内腑までも 十分に穢れ(けがれ)ておるわ!」




「・・・・・・犯・・・ さ・・・・・・・!!!




 嘘・・・ だ・・・・・・・



 シュリ様は・・・・・・ 御幼少の頃から私が大切にお世話をして・・・・・
 穢れなき美しさと、高貴な・・・・・・


 高貴な・・・・ 御身に神を・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 その御身体にお前が触れたというのか!!!

 その汚らわしい手で・・・・!!!

 ・・・・・・・嘘だ・・・・・・・・!」







「信じられぬか?
 ならば見せてやろう
 殿下も・・・ ワシが作った帝国最強の力となるシュリを
 しっかり品定めされるがいい」






華燭の城 - 186 に続く
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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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