0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

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華燭の城 - 179

「遅いぞ!」

シュリが一歩、室内に踏み入れると同時に
ガルシアの低い声が響いた

そのガルシアの前に幾重にも並んでいた男達が 一斉に振り返る


軍用の会議にでも使うのか・・・
簡素なテーブルと椅子が多く並べられた広い部屋に 
30人以上・・・ 全員が同じ黒服を着たガルシアの側近達だった


その男達が 中央のテーブルに着くガルシアを守る様に立っていた
ガルシアの隣、側近たちの中心に居るのは やはりあのオーバストだ


オーバストはシュリと目が合うと、
ふっと困惑した様に視線を反らし、下を向いた
先日の、あのガルシアの部屋で見た
シュリの暴辱された姿を思い出したのだろう





だがシュリはそんな事には構いもせず ガルシアに向き直った



「今、外はどうなっているんだ・・・・」

尋ねるシュリに ガルシアは面倒臭そうな視線をチラと返した
だが、それだけだった




そのまま全員が無言・・・・
誰一人 口を開く者は居ない




暖炉も窓もなく、前後に扉が1つずつあるだけの部屋は
完全に締め切られ、外の風音さえも聞こえず、
ただシンと静まり返っていた



ラウは入り口近くの椅子の1つをシュリに勧め座らせると
その横に立った

「大丈夫ですか?寒くありませんか?」

腰を折り、シュリの耳元で小さく尋るラウに
シュリも黙って頷きを返しただけだった








ここでどれくらいの時間が経ったのか・・・・
テーブルの上の燭台に置かれた蝋燭の ジジジと燃える音が響く中
廊下を駆けてくる足音に シュリは閉じていた目をゆっくりと開けた



「陛下! 報告します!
 帝国の近衛が約50!
 開城を迫り、制止も聞かず、既に城内に入ったとの事です!
 それに続き、西国軍が約30!」


走り込んで来た同じく黒服の男は 入り口で片膝を付き、
頭を下げながらそう告げた



「ふん、来たか・・・・・
 だが、たったのそれだけとは・・・・・ワシも甘く見られたものよな」


「・・・・・現在は城内を順に・・・・しらみつぶしに回っているとの事
 ここにも いずれはやってくるかと!」






西国・・・・
やはり、ラウの言った通りだった

シュリは、自分を台に縛り付け、針を握り、
不気味に見下ろし笑うあの小男の顔を思い出し
思わず拳を握り締める

そんなシュリの肩に、ラウの手がそっと寄り添った


シュリは 傍らに立つラウを見上げ、大丈夫だ・・・と唇だけで呟く
それに対しラウも黙ったまま、小さく頷いただけだった







「さて、
 では、そろそろ行くか」

ガルシアはそんな二人に チラと視線を向け
ニヤリと片唇を上げて笑うと、困惑の色を隠せないシュリや
額に大粒の汗をかきながら走り込んだ側近の焦りを他所に
悠々と腰を上げた





「場所を変える
 皆、ワシに付いて来い」

「・・・・待て!」

声を上げたのはシュリだった



真実を知ったナギが考えることは
自分の救出と、ガルシアへの制裁だろう

それはこの凌辱に満ちた生活から解放される事を意味する



・・・・だが今、何の策も無くナギに事を起こされると
ジーナの薬が止まってしまう・・・・
そうなれば 今まで耐えてきた事の全てが水の泡だ


ジーナの治療が終わるまで、もう少し・・・
ほんのわずかな時間稼ぎであってもいい・・・
いや・・・ せめてジーナの薬が確保できるまで・・・・
最愛の弟が元気になるという保証が得られるまで・・・・

あと少し・・・・・
それまでは・・・・・





「ガルシア!
 殿下と西国を相手に これ以上、どこへ行く気だ 
 どこへ逃げても同じ事・・・
 ・・・・  私に・・・・・ 殿下と話をさせろ
 そうすれば このまま大人しく引き上げて頂く様に話をする
 お前にとっても、それが一番良いんじゃないのか・・・!」



シュリは焦っていた

だがガルシアの答えは非情に満ちたものだった






華燭の城 - 180 に続く
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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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