0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

華燭の城 - 97

この小瓶の存在は、
ガルシアの体を疼かせるに十分な存在感を持っている
現に今も・・・
あれだけ咆哮した後でさえ自身のモノは熱を放ち続けているのだ


「ラウム・・・・ 
 お前の薬の才で、これと同じ物を作ってみろ」

そう言って瓶を指さした



一礼し、それを取り上げたラウは 蓋を開け
直接鼻を近づけるのではなく 
瓶の口から少し上を 掌(てのひら)でゆっくりと扇ぎ、
立ち昇る気を ほんわずかだけ嗅ぎ取った


そして、ガルシアと同じ様に その匂いに顔を顰め(しかめ)た
・・・あの日の石牢の匂いだ





「これは・・・」

「わかるか?西国の者が使う淫なる薬だそうだ」

「それはわかりますが、この匂いは・・・・」

「ああ、酷い匂いだ
 ワシが欲しいのは 中身は同じ効力でも、そんな匂いがせぬ物だ
 できるか?」

「・・・・・・ 時間は掛かるかもしれません
 いろいろと調合も試してみなければ・・・・」

ラウは一瞬だけ考える仕草を見せたが、すぐにそう返事をした





「そうか」

ガルシアは執務机の引き出しの中から ジャラと鍵の束を取り出すと
そこから1つの鍵を抜き取りテーブルの上にコトンと置いた


「薬品庫の鍵だ、自由にやってみろ」

「承知しました」

「言っておくが、
 持ち出した薬・薬草の類いは必ず倉庫番に伝えよ
 それから・・・・・
 出来た薬の人体実験は 一番にシュリにさせるからな
 くれぐれも、要らぬ事を考えるなよ」


一礼し、鍵を上着のポケットに入れるラウを見ながら
ガルシアはそう付け加える事を忘れはしなかった


 




そしてガルシアは ラウをその場に押し倒した


怒りと焦りの元凶は払拭された
残ったのは自身の燃えるような激しい欲
後はそれを満足させれば良いだけの事だった



ガルシアはラウの衣服を剥ぎ取る様に 荒々しく全裸にすると
四つん這いの姿勢から 両腕を背中に回させ後ろ手にして
その背中を押さえつけた

そのまま グイとしなやかな腰を持ち上げる

支える腕を取られたラウは 床に押し付けられた顔と両膝の3点で体を支え
されるがまま、床にうつ伏す



持ち上げた腰を掴み、ラウの露わになった後ろへ
ガルシアは熱く猛り立つ自身を 容赦なく突き込んだ


「・・・ンッ・・!」 

ラウは唇を噛んだまま、静かに目を閉じた







日が明け翌日
シュリはいつもの音で目を覚ました

ラウが朝食の準備をしている音だ

ラウが今日も側にいる、そして弟の治療は進んでいる
・・・もうそれだけで充分だった

ナギが来た事で 城内も数日は落ち着かないだろうが
そのナギが、いつシュリに声を掛けるかわからない状況では
ガルシアも 自分をあの石牢へ呼ぶことが出来ないはずだ


現に昨夜は何も無かった
凌辱を受けなかったのは幾日ぶりだったろうか・・・




「おはよう、ラウ」

「おはよう、シュリ・・・」

ベッドの側に来るとラウはそっとシュリに口づけた



「ご気分はいかがですか?」

そう言ってシュリの額に手を当てるのも、もう日課だった

「ああ、大丈夫」

これも同じ答えを返し もう一度、今度はシュリからラウへ口づける



ラウの首に両腕を回し、抱き付く様にして
互いに深く長く唇を求め合った後、
シュリは額を寄せ ラウの瞳を見つめ微笑んだ



「ラウ?  ・・・どうした? これ・・」

間近のラウの額に、
薄く赤い痣(あざ)の様な傷があるのに気が付き、そっと指で触れる


「ああ・・・・ 何でもありません
 昨日、ちょっとぶつけたのです」

恥ずかしそうに自分の額に手をやり
髪で傷を隠しながら、照れた笑みを浮かべる



「ラウでもそんな事があるのか?
 珍しいな・・・・」

「私も人間ですから」


笑いながらテーブルへ歩いて行くラウの後ろ姿を見ながら
シュリはそっとベッド横のテーブルに置かれた箱から
薬の包みを幾つか握り取りポケットへ忍ばせた




いつ頃からか、別々に朝食を摂るのは効率が悪い と言い出したシュリの発言から
二人は一緒に 同じテーブルで並んで食事を摂る

この日も、二人分のティーカップに紅茶を注ぎ終えてから
ラウが今日の予定を話し始めた



「本日の昼食は ナギ殿下がご一緒にと申されておりますが
 どうなされますか?
 まだお体が無理の様でしたらお断りも出来ます

 もしご一緒されるのなら・・・・
 陛下もご同席を望まれておりますが」



その言葉にシュリはフッと笑った
ナギと二人きりにするのが、そんなに心配なのかと思ったのだ


案外と臆病な・・・・


そんな事を考えながら 「ガルシアも一緒で構わない」
そう返事をした


ガルシアにも、今まで通り 自分に裏切りの意が無い事を
キチンと見せておかなければ・・・ そう思ったからだった






華燭の城 - 98 に続く
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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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