0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

華燭の城 - 68

「ワシは抱いたのか、と聞いているのだ!
 シュリは お前のモノを咥えたのだろうがっ!」


その声にラウが唇を噛む



「はい・・・  一度・・・・」


「ほう・・・・
 ではお前には出来て ワシには出来ぬと言うのか?
 お前をただ喜ばせる為だけに シュリを与えたのではないのだぞ?
 その意味、お前はわかっているのだろうな?」

冷たい声だった




「・・・ はい・・・」

ラウが頭を下げたまま、小さく答える

それは ”使用人” が ”皇子” を跪かせろという屈辱
”神”を凌辱し、地に堕とせとという命令
幾重にもなるシュリへの冒涜だった




「申し訳ありません・・・・・
 ・・・・・もう暫く時を・・・」



そのラウの苦し気な返答に
ガルシアの冷ややかな目が一層 鋭く細くなる



「ただ許しを乞うだけか?」


その射る様な視線に 深く頭を下げたラウが
ゆっくりと 縛っていた髪を解いた


腰を折ったまま、ガルシアの方へと上げた顔に黒髪がサラリとかかり、
その美しさを更に際立たせ
わずかに上に見る眼は妖艶さを漂わせる




「ほう・・・・ そういう手で来るか」

ガルシアが薄ら嗤(わら)った







「ならば・・・・
 お前が存分に満足させてくれるのだな?ラウム  
 今日は咥えるだけで終わると思うなよ?
 久しぶりにその体、可愛がってやる・・・・ こっちへ来い」



ニヤリと笑いながら顎で指図する



呼ばれたその声に 無言のまま小さく頭を下げたラウが
コツコツと杖を付き側に寄ろうとした時だった



「やめろ・・・ラウ・・・・・・
 もうお前はこんなこと・・・ するんじゃない・・・・・・・
 ・・・・・私が・・・・」


「私でよろしければ」


ガルシアの足元で、
まだ自分の体を支えるのがやっとのシュリが小さく呟く声を
ラウが遮った



「・・・・・・・・ラウ・・・・やめ・・・」

「・・・・何も出来ぬくせに うるさいぞ」


ガルシアの足が 四つん這いのシュリの体を・・・・
出血の続く胸元を下からドスッ!と蹴り上げた


「・・・んッッ・・・!」

その衝撃で一瞬 呼吸が止まる
震える腕が体を支えきれなくなり、
シュリはその場に崩れるように蹲った(うずくまった)


ガルシアは、そんなシュリを冷酷な目で見下ろしながら
床に着いた肩をグイと踏み付ける


「良い恰好だな
 神と言えど所詮はこの程度・・・ ワシの足元でおとなしくしていろ」

そう言うと、再び蹲る(うずくまる)シュリの胸を蹴り上げた



「グッ・・・・!    ・・・・・ゴホッ・・・・・・・・・・・・!」

口内が切れたのか、苦しさに咳き込む唇端からポタリと血が落ちる




揺れる炎の前で ラウが自らシャツを脱ぎ 「陛下・・・」 と声を掛けるまで
憑りつかれた様にガルシアの足は止まる事がなかった

重い音が何度も響く




ラウに呼ばれ、ようやく我に戻ったのか・・・・
顔を上げたガルシアが その姿にニヤリと笑った

ラウは ガルシアの淫猥な視線を正面から受け止め
その意識を自分に向けさせるようにして ガルシアをじっと見つめながら
ゆっくりと全ての衣服を脱いでいく

痛みと苦しさで俯せるシュリには、もう ラウを止める力は残っていなかった





誘う様なラウの身体と視線に自身が抑えきれなくなったガルシアは
テーブルの上の酒瓶を床になぎ落す



ガシャン!!と、グラスや瓶が床に散乱する派手な音で
シュリは顔を上げた


そこには、ラウを乱暴にテーブルに押し倒すガルシアの姿があった




「・・・・・! や・・・・・・・め・・・・」

満足に息を吸う事さえままならず、枯れた喉からは声も出ない
ただ拳を握り締めた



そんなシュリの目の前でガルシアがラウを犯していく

自分の部屋で見たラウの美しい体
それが今、ガルシアの下に組み伏されていた




聞こえるのはラウに命令する声と、
その後に続くガルシアの上ずった息遣い、湿った淫猥な音・・・


ラウは声を上げることさえなく 
ただ玩具の様にガルシアの命に応え
長い手足をガルシアの体躯に伸ばし
言われるがまま、そのしなやかな体を差し出し、弄ばれていた




・・・・・・ラウ・・・・・・・
ラウ・・・・・
やめろ・・・・・
ラウに手を出すな・・・・・・・
ラウは私の・・・・・!!



そこに思い至って、シュリの目から涙が零れ落ちる
愛しい者を目の前で犯される様は 耐えられなかった




やめろ・・・・
やめろ・・・・・・!
やめろっ!

言葉にならない絶叫と共に、胸が圧し潰される様な苦しさがあった
徐々に呼吸が出来なくなり、シュリの意識は闇に沈んでいった














「・・・・・ラウ・・・・・  ラウ・・・・」


うわごとの様なその小さな呼びかけに 
ラウは 「ここに居ますよ」 と手を握り返す

いつもと同じ静かな声と、細い指に安心し、シュリは眠りに堕ちていった






華燭の城 - 69 に続く
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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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