0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

華燭の城 - 55

ラウは背の高い細身ではあったが
その身体は美しい筋肉で構成されていた


長い黒髪が掛かるその姿に シュリは思わず息を呑む


寄宿生活をしていたシュリは 
同じ学生達とシャワーを共にすることも日常だった
もちろん男同士であり、裸を見たからと言って他意を持った事はない


だが今、暖炉の炎に照らされて立つラウは・・・・


先の 剣の手合せの時にみせた動き・・・・
あれはラウの不自由な脚を補ってもまだ余る程の
この美しい肉体の成せる術だったのだ



そしてその身体にうっすらと残る数多くの傷跡らしきもの・・・・



自分にもある、付けられたばかりの同じ傷
だがシュリは、その自分の傷よりも
ラウの傷の方が痛ましく、悔しく思えた


胸が締め付けられる様な苦しさを覚え、
シュリは引き寄せられるようにゆっくりとベッドから降りた
そしてラウを、無言のまま 正面からしっかりと抱き締めていた


全裸で抱き合うと体の温もりが直に感じられる
何故そんな行動にでたのか、シュリ自身判らなかった
だたただ、親が子を抱く様に、
傷付いた幼子を慰める様に、そうしたかった





「・・・幼い日に・・・・・・ こんなにも・・・・
 どれほど辛かったか・・・・・・」


「もう大丈夫ですから・・・」


「これは・・・・」

左上腕の、他の傷とは明らかに違うもの・・・
それは痣だろうか・・・ 異形の薄赤いモノがあった
それに触れながらシュリが小さく呟く



「ああ・・・ それは生まれ付いてのもの
 傷付けられたわけではありませんし、痛みもありません
 御心配なさらず・・・」


「そうか・・・・ よかった」








一つ一つの傷を労わる(いたわる)様に指でなぞり続けるシュリを
ラウは静かに見下ろしながら その肩に手を置いた


「シュリ様・・・・・」
促され、シュリがラウの足元に跪く・・・




一国の皇太子が 使用人の前に跪くなどあり得ない事だったが
その姿をラウは冷静に、黙ったまま静かに見ていた




ラウに見つめられながら、両膝を付き 
シュリはラウのモノに、わずかに震える手を添えた


そしてラウの行為を思い出し 口を少しだけ開け、舌を出してみる

たった今された事
ラウが自分にしてくれた事・・・・ 同じようにすればいい・・・

判ってはいる
が、どうしても舌で触れる事ができなかった



皇子と使用人・・・ 
いや、そんな身分以前に・・・・ 同じ男のモノ・・・・
同じ男の生殖器官であり排泄器官・・・・ そんなモノを口に・・・・




ラウは躊躇するシュリを暫く見下ろしていたが

「シュリ様・・・・・ 無理されなくてよろしいのですよ」
静かに言った





その言葉にシュリは小さく首を振る


もうラウを身代わりにはできない・・・
絶対にさせない・・・・

意を決したシュリの舌先がラウのモノにわずかに触れた



「んっ」 

ラウの小さな声がした・・・

その声にシュリが顔を上げる
そこには自分を見つめるラウの姿があった



ラウも・・・・ 私のこの行為で・・・
自分と同じ様に感じてくれているのだろうか・・・
そう思うと何故か胸が熱くなった


もう一度 今度は少し長めに舌を這わせた
自分の肩に置かれたラウの指先に わずかに力が入るのが判る




「これで・・・ いい・・・ のか?」
何度かその行為を繰り返したあとシュリが尋ねた


「ええ・・・  次は口に含んで」

「口に・・・」

シュリは一度目を閉じたあと 深呼吸をすると
そのままゆっくり自分の口内へと運び入れた



柔らかな男のモノが 今、自分の口内にある
生々しい感覚にそのまま動けずにいた
どうしていいのか わからなかった・・・

初めての経験に戸惑い動けずにいると 段々と息は苦しくなる


それを察したかのようにラウの手が動いた



「ゆっくりと頭を動かして・・・・・ 歯を立てない様に」

そう言いながらシュリの頭と顎に手を添えると
前後に動きを先導し始めた





「んっ・・・・ っっ・・・」

自分の口から抽挿される男のモノ・・・
思わず体中に力が入り、ラウの脚にしがみついた



「体の力を抜いてください
 それでは動かせません」



そこからはもう何も考えられなかった
ただされるがままに頭を動かした






華燭の城 - 56 に続く
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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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