0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

華燭の城 - 19

「・・・・・!!?  
 ・・・・・
 ・・・な・・・  何・・・  ・・・今、なんと・・・」

一瞬 耳を疑う様なガルシアの言葉に シュリが驚いて振り返る



「聞こえなかったのか?
 ここで脱げといったのだ
 お前を可愛がってやろうと言うのだ
 このガルシアの寵愛だ、有難く思うことだ」
 


「寵・・・・
 何を馬鹿げた事を・・・ 気でも狂ったか!」




信じられないとでも言う様に小さく首を振りながら
シュリの体は本能的に扉の方へと向かっていた








「ラウム!」
シュリの後ろで ガルシアの声がした


ラウは杖をつきながら真っ直ぐにシュリの正面まで進んで来ると
空いている右手でシュリの手首をグイと掴み取った





「・・・!! 
 ・・・ラウ!?  何をする・・・!
 ガルシアが何を言っているのか、お前も聞いただろ!
 こんな馬鹿げた話・・・・ 部屋へ戻る・・・! 手を離せ!」



「ダメです、シュリ様」

振り解こうとするが、ラウの強い力がシュリを離しはしなかった





「・・・・・なっ・・・?!  ・・・離せっ!  離せ、ラウ!!」


「シュリ様、お辛いかもしれませんが 
 ご自分の置かれた立場を忘れないで下さい」



その言葉に、驚いた様にシュリの動きが ピタリと止まった


「・・・・  ラウ・・・・? お前まで何を・・・・?」

真っ直ぐにラウの黒い瞳を見つめた





ここに来る途中、
深夜に呼び出されるだろう、と言っていたのは この事だったのだ
ラウは こうなる事を・・・・




「ラウ・・・お前は・・・・
 まさか・・・・
 こうなる事を知っていたのか・・・・・・?
 知っていながら、私をここへ連れて来たのか!?」



唇を噛み ラウを睨みつけた
が、ラウは黙ったまま小さく首を振るだけだった



「・・・・・!!!  帰る!離せ! ラウ・・・!」






強く掴まれた手首を振り解こうと暴れるシュリの肩に
後ろからガルシアの手がかかった



振り返らせる様にグイッと後ろへ引かれ
シュリがバランスを崩し 側にあったソファーへと倒れ込むと
ガルシアは そのままシュリの上へと馬乗りになる





「・・・ンっ!・・・・・離せっ!  やめろっ・・!」



両手足で、力の限りその体を突き放し逃れようとするが
組み敷かれたまま ガルシアの大きな体はビクともしない


ガルシアは薄い唇でニヤリと笑うと
はだけていた胸元から、ビリビリとシュリのシャツを引き裂き
衣服を剥がし始めていた





「や・・・・・・ やめ・・・っ!」

暴れるシュリの手が テーブルの上にあった酒瓶をガラガラとなぎ倒す




「ラウム! こいつの手を押さえていろ!」

その声にラウは黙ったままソファーに近付き
ガルシアに馬乗りにされているシュリの両腕を頭の上まで持ち上げ
押さえ付けた





「・・・ 嫌だ! 離せ・・・・ラウ・・!
 私に触れるな!
 味方だと・・・・ 私の味方だと言ったのはお前じゃないか!
 あれは嘘だったのか・・!」


押さえ付けられたまま体を捩り抵抗するシュリに
「申し訳ございません」  ラウはたった一言
静かにそう言っただけだった





「ははは・・・ それでいい」

蝋燭の灯りに シュリの一糸纏わぬ白い裸体が浮かび上がっていた






華燭の城 - 20 に続く
にほんブログ村 BL・GL・TLブログ BL小説へ
にほんブログ村
↑ ランキング参加中です。クリックして頂けると励みになります m(__)m
コメントありがとうございます。励みになります!














非公開コメントにする
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


拍手・ランキング・感想など頂けると励みになります

ツイッター @0storyRin
UP情報や裏話を呟いてます

サイトマップ・全記事表示
最新トラックバック
カテゴリ
COUNTER



にほんブログ村 小説ブログ BL小説へ
にほんブログ村

にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

↑ ランキング参加中です
1ポチ してもらえると嬉しいです
検索フォーム
QRコード
QR