0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

華燭の城 - 18

「酒は飲みません」


ガルシアの傍らで跪いたまま
シュリは視線を逸らし、横を向いた 



「ほお・・・ ワシの酒を断るか・・・
 それとも人間の酒など 汚らわしくて飲めぬか!?」 

挑発するようなガルシアの声が 頭上から降ってくる
だがシュリはそんな煽(あお)りの言葉など 歯牙にも掛けはしなかった





シュリのその態度に ガルシアの片唇がわずかに上がる


「お前は神の化身なのだそうだな・・・?
 では・・・・
 人間の酒も飲めぬ程に神聖なその身体は
 まだ穢れ(けがれ)もなく 崇高なままなのであろうなあ・・・・」




ガルシアは ソファーに悠々と座ったまま身を乗り出し
シュリが受け取ろうとしなかったグラスを
差し出したままの形でゆっくりと傾けた

斜めになったグラスの口から
トポトポとシュリの胸元へ酒が滴り落ちる




白いシャツの胸元が ワインの色でゆっくりと朱に染まった



「・・・・・っ!」


「何度も同じことを言わせるな!
 ・・・ワシに逆らう事は 絶対に許さん!」



突然、ガルシアの手が伸び
シュリの赤く染まったシャツの胸元をグイと掴み上げた
その反動でボタンが引き千切ぎられ、僅かに胸元が露わになる



「・・・・・! ・・・・何をする!!!」



シュリは反射的に立ち上がり、悠然と座るガルシアを上から睨みつけた








「お前は どうやら父に対する礼儀を知らんと見える
 躾(しつけ)を一から し直さねばならん様だな」



持っていたグラスをテーブルへ置くと
ガルシアもゆっくりと腰を上げた


眼前に立ったガルシアの体は 見上げる程大きく
細身のシュリの何倍にも見えた

 
その筋肉の塊の様な体が シュリに触れる程の近くにあり
闘将として名を馳(は)せた風体は、威圧感さえ与える


だがシュリは怯み(ひるみ)はしなかった





「言われた通り、酌はしました
 もう部屋へ戻らせて頂きます」


破られたシャツのまま
真っ直ぐにガルシアの顔を見上げ、睨みつけた後
シュリは踵(きびす)を返した






扉へ向かって歩き始めたシュリの後ろで
ガルシアが怒鳴った




「おい、誰が戻ってもよいと言った!
 お前の国の命運は、ワシが握っているのだぞ!
 拒否権はないと最初に言ったはずだ!
 もう少し利口になれ  ・・・ともな!」


「では! いったい私にどうしろと!!!」




立ち止まったシュリが 背を向けたまま
ガルシアの言葉に叫んだ







「脱げ・・・・  ここで裸になれ・・・・・」






華燭の城 - 19 に続く
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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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