0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

刻印 -2

真後ろに一人の男が立っていた
”いつの間に・・・!?”


「おっ・・ もう帰って来たか」
「とりあえずシャワーだ、一晩中ネズミと追いかけっこで汗びっしょりだ」


「あの・・・ 俺、一ノ瀬・・・」
「もういい、さっき聞いた。  新入りだろ、オヤジ」
「あぁ、少しは人員補給もしてもらわねーとな」

”さっきって・・・・この人いつから・・・”



「じゃあ今度から、昨日みたいな追いかけっこは そいつにやらせてくれ
 それに、クソおやじ がいつまでもそうやってイス温めてるから
 若いのが入らないんだ」


「俺様ぐらいじゃねーと お前らみたいなのはまとめられねーんだよ!
 いいから、さっさとシャワーしてこい」


「はいはい。 クソおやじ様」


そう言ってその男は部屋を出て行く



一晩中追いかけっこで汗びっしょり・・ と言う割には
スーツをピシリと着こなし、疲れた様子は微塵もうかがえない

”あれで一晩中走ってた・・?
 それに、後ろを盗られるまで入って来た事さえ気が付かなかった・・・・”



半ば呆然とシャワールームへ向かう男の後ろ姿を見送る匠に
軍人おやじが声をかける

「坊ヤよ、さっきアイツが入って来たの、全く気が付かなかっただろう」
「あ・・・はい・・・」
「アイツがターゲットなら・・お前は今日、殉職だな」



”そうだ・・・ もし敵だったら・・・
 武術にも戦闘にも多少の自信はあった ・・・・なのに・・・”





「お前が何と言われてここに来たかは知らねぇが・・・・」

オヤジは構わず話し続ける


「ここは普通の警察組織とは全く違う
 というか、もうサツでもねぇか・・
 
 ここは全く独立した1つの機関組織

 日本国だけに依存してるわけでもねぇし、もちろんFBIでもCIAでもICPOでもねぇ
 まぁ簡単に言えば・・・ウラだ


 世界のどの機関でも葬れないヤツを殺る・・
 それだけのために集められた集団だが
 ここでは誰が上司でもなけりゃあ、部下でもない


 誰かが死ねばまた代わりが送られてくる
 お前みたいにな
 
 そしてまた狩りが始まる。それだけの場所だ

 
 この部屋の様なアジトは世界中に点在している
 だが、それを覚える必要もねぇし、もちろんメンバーも覚えることぁない
 
 
 いや・・逆に覚えない方がいい・・・
  
 敵組織もあらゆる手を使って、俺達を消そうとしている
 

 万が一、誰かが敵の手に落ちた時、
 どんな手を使ってでも情報を盗もうとするだろうが
 はなっから知らなけりゃ吐こうにも吐けない・・ってことさ
 


 ・・・とりあえず・・生きてここに戻って来い
 それがお前の仕事だ

 
 ・・あ・・さっきのヤツは 浅葱恭介 (あさぎ きょうすけ)
 それだけ知ってればいい
 

 部屋はたくさんあるから好きなトコ使ってくれ
 武器・弾薬等々その他の必要な装備は そっちの部屋だ
 あとで見て 自分の装備は自分で決めろ」

 

「もう話は終わったか? オヤジ」



振り返るとそこにバスローブを着た浅葱が立っていた
”また後ろ・・・・”


「んぁ? ああ、もういいぜ、大して話す事は無いしな・・

 ・・・ああっと!!! もう一つだけ!
 一番大事な事を言い忘れてたぜ!
 
 これだけは忘れるな!

 その浅葱ってヤツはめっぽう手が早えぇからな、
 油断するなよ!」

そう言ってオヤジが豪快に笑う


「手・・って・・・・」





選抜された者だけがその存在を知り、入ることが出来るこの組織
どんな殺伐とした戦闘集団なのかと思っていたが
手が早えぇって・・思春期の中高生じゃあるまいし・・
って・・ 俺、男だぞ・・・・・

それにさっきから 坊ヤ、坊ヤって・・・・・





その時 PCのモニターランプの1つが点滅し始めた

「お。 またお呼びだ」




刻印 -3へ続く
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542.   管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014-02-02 |   [ 編集 ]
544.   
いえいえ!ありがとうございます!
何度も読み返してチェックしてるはずなのに
ホントにお恥ずかしい・・・
早速、修正致しました
2014-02-03 |   [ 編集 ]
コメントありがとうございます。励みになります!














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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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