0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

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刻印 -26

男達は老人の声に 為す術もなく少しずつ下がっていく






呼吸はどんどん苦しくなった
ずっと縛られていた腕も、膝立ちだった足も 感覚が無くなりかけていた
胸の傷も開いたのか ローブがうっすらと赤く滲んでいる


自分で思っている以上に体力は残っていないかもしれない・・

このまま ここから出る事が出来るだろうか・・・






そのまま老人を引き摺る様にゆっくり後ずさり、廊下まで出る


誰かが知らせたのか、遠くの方で大勢の足音や声がしていた



「・・・出口は・・・どっちだ・・・・」
「み・・・右ぃ・・・・・・・・」

老人の声は泣き声に近かった





周囲を確認しながらゆっくりと右に出ると エレベーターが見えた

ホールでボタンを押す




廊下には大勢の男達が集まって来ていたが
真っ直ぐな狭い廊下では身動きがとれず 距離を縮められずにいる




じっと立っているのが苦しい・・


ハァ・・・・ハァ・・・

ハァ・・・・ハァ・・・




壁のランプが点滅し、エレベーターの到着を知らせ 扉が開く



扉が閉まりかけると、廊下の男達が焦った様に一斉に走り寄って来るのが見えたが
しかし 到底、追い付ける距離ではなかった






老人にハサミを突きつけたまま エレベーターに乗り込むと
ボタン表示があるドア横の壁に体を隠し
右腕で捕らえている老人を扉の正面に立たせ 男達を牽制する




表示は現在階の 【B 6F】 が点滅している
ボタンは地上5階までしかない



地上5階・・地下6階・・・・?
いったいこの建物は・・・ ここはどこなんだ・・・・・・





扉が閉まりエレベーターが動き始めると 匠は崩れる様に壁に寄り掛かった

天を仰ぎ目を閉じる
体が悲鳴を上げていた
立っているのがやっとだった


ハァ・・・・

ハァ・・・・


ハァ・・・・

ハァ・・・・



匠は老人に悟られない様、左手で握っていたハサミの持ち手を 刃の部分と持ち替えた
医療用のハサミは刃は短いが 先は鋭くメスの様な切れ味がある
左手に 刃を握り締め力を入れる

「っ・・・」

掌が切れ、血が落ちる
その新たな痛みで少しだけ意識がハッキリした


ハァ・・・・

ハァ・・・・




呼吸の荒い匠の方を 老人がチラリと見たのが右腕の感覚で伝わる



「こっちを見るな・・ 前を向いてろ・・」



目を閉じたまま、グッと首に回す腕に力を入れる

「は・・・はぃぃ・・・・・・」 老人は直立で前を向いた






ガタン・・

エレベーターに小さい衝撃がきて到着したことがわかる



匠は一度唇を嚙み締めてから、目を開け、体を壁から引き剥がした




刻印 -27へ続く
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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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