0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

刻印 -227

静かな室内に 息使いだけが漏れていた


「・・・んっ・・・・ぁ・・・・・もう・・・無理・・・」
懇願する匠の小さな声がした

だが浅葱は黙ったまま、匠の体の中心で 再びその動きを止める


それはもう幾度も繰り返されていた
匠が昇り詰めようとすると浅葱の動きが止まるのだ




「お願い・・もう・・・ じらさないで・・・・・・・っ・・・んっ・・」
「なんだもう無理なのか?」
少し挑発するように微笑みながら 浅葱の瞳が匠を見つめる



「・・・・・・もう・・イキたい・・・・・」
「もう終わりか? これしきで根を上げるとはな・・・」


自分の下で組み伏される匠の頭を撫でると
「じゃあ・・・うつ伏せになれ」  浅葱は匠を見つめたままそう言った




匠が驚いたように見上げる

「・・・!! 
 ・・・・・ いやだ・・・このままで・・・・」
首を横に振りながら匠が訴える
が、  「じゃあダメだ・・・ これで終わりだ」
浅葱はそれだけ言うと、繋がった体を外しかける


「・・んっ・・・・・抜かない・・・で・・・  お願い・・・・・・」
匠は目を伏せ、悲しい表情を見せると
諦めた様に、自ら ゆっくりとその体をうつ伏せた









浅葱の目が 目の前の匠の背中を見つめる・・・・

「・・・まだ・・痛むのか・・・?」
「少し・・・」

浅葱の視線が痛いほどだった

匠は腕で顔を隠し、強く目を閉じて
その視線をできるだけ感じないようにして呟く様に答えた



「そうか・・・」
そう言いながら、浅葱の長い指がそっと背中に触れる


「・・・んっ・・・!
 お願い・・・・・あまり・・・見ないで・・・ ・・もう・・ 触らないで・・・・」
匠が震える声で 小さく首を振り訴える




「匠・・・ この傷、まだ見られるのは嫌か・・?」
目の前の 匠の背中に彫られた ”刻印” をゆっくり指でなぞりながら浅葱が尋ねた

匠は黙ったままコクンと頷く・・・






「・・・・・・」

浅葱はそれ以上 何も言わなかった

黙って匠の脚を引き寄せると、再び自らを突き立て動かし始めた


「・・・ぁっ・・・ん・・・!!んっ!!」
うつ伏せたまま手元のシーツを握り締めて喘ぐ匠の声と共に
背中の龍と蛇が徐々に息衝き脈動を始める

それは美しく、艶めかしく・・・・・
匠の体中に入ろうとする者を じっと見つめているようだった











「あ・・・浅葱・・・・さん・・・・もう・・・  ・・イク・・・
 ・・・いかせてっ・・・・・・・・・・」


その匠の甘い声に浅葱の動きが止まることは、もうなかった

浅葱の右手が匠の右手を覆うようにして指を絡め
左手でグイと太ももを引き寄せると、激しく体内を責め立てる



湿った音が更に大きくなった頃
「あ・・・あっ・・・・んっっ・・・!  
 あさ・・ぎ・・・・  さ・・・・・・ もぅ・・・・イク・・・! 


 ・・んっぁあッッ・・!」




龍と蛇が鎌首をもたげる様にして ビクンと匠の背中が仰け反り
浅葱の手を握り締めたまま その精を放出する
と、同時に浅葱の動きも止まった

しっかりと匠の背中を抱くようにして
浅葱のモノが匠の体内でトクトクと小さく脈打つ





ハァハァ・・・ 
ハァ・・ ハァ・・・・・・





まだ肩で喘ぐ匠を浅葱がそっと抱き上げ、その唇を塞いだ

「・・・・んっ・・・・・・・・浅葱・・ ・・さん・・・・」
匠も腕を回し浅葱を感じ取る






「匠・・・・ もう少し体が良くなったら・・・・ 歩けるようになったら
 あの場所へ行こう・・・・・・ もう一度・・・」


それはあのうるさかった場所・・
浅葱が一番大事だと言った場所の事だった


その言葉に匠が嬉しそうに頷く



「ん・・・ 俺も行きたかったんです・・・」

匠の腕が浅葱の首に回され しがみつくようにして強く抱き締めた




刻印 -228へ続く
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483.   
0話ですね…。感慨深いです。いろんな事がいっぱいあったね…。
2014-01-24 |   [ 編集 ]
484.   
さくら様
いつもコメントありがとうございます!
はい、0話です
本当にいろんな事がありましたね。。
2014-01-25 |   [ 編集 ]
コメントありがとうございます。励みになります!














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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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