0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

刻印 -225

マンションの自分のベッドの上で匠は目を覚ました
側で いつもの様に浅葱が自分を抱きかかえるようにして座り、目を閉じていた


ここは・・・ 俺の部屋・・・・・
浅葱さん・・・・・
戻ってきたんだ・・・・・


匠は右手と左腕に巻かれた真新しい包帯の白さを暫く見つめ
静かに息をついた




「気が付いたか・・・匠」
浅葱の声がした


見上げるとすぐそばに、心配そうな浅葱の顔がある

「気分は・・? ・・・苦しくはないか?」
優しく問いかける浅葱に 匠は小さく頷いた

「そうか、よかった・・・・」
浅葱の指が匠の前髪に触れ、そっとかき分けるように動く



「・・ん・・・・・」
匠は浅葱の顔を見つめたまま、わずかに顎を上げる・・・

浅葱はフっ・・と笑みを浮かべ その上げられた顎を指で軽く支えると
匠の唇に自分の唇を重ねた


2、3度 いたわるように軽く触れた後、浅葱の柔らかな舌が匠の唇を割り入ってくる


「・・ん・・・  ・・・・っ・・・」
その甘く優しい感覚に 匠が小さな声を漏らし始めると
浅葱の匠を抱く腕にも力が込もる

抱き締められ安心したように匠もまた 浅葱の首に右腕を回す
規則正しい浅葱の鼓動を聞きながら、匠は静かに目を閉じた・・・









「匠さんーー・・もう起きてますか・・・・・・?」

ノックも無く、匠の部屋のドアが開かれた
顔を覗かせたのは深月だった


「んっ・・・!」
いきなりの事に匠が驚き、唇を塞がれたまま声を上げる

焦って浅葱の腕から逃れようとするが
浅葱は深月に気が付きながらも 意地悪く、匠の唇を離そうとはしない




「んっ! んっ! ・・・んーーっ・・・・・・・・・!!!」
浅葱の肩口をトントンと拳で叩き、匠が必死に訴えると
ようやく浅葱は クスリと笑いながら匠の唇を解放した



「んっ・・・・! もぅ・・・・  浅葱さん・・・・・」
恥かしさに顔を隠す匠とは反対に
「深月、ノックぐらいしろと何度言ったらわかるんだ?
 それに今、取り込み中だー 後にしてくれ」
そう言って浅葱は笑う





「えーーー だってーー
 おやっさんが、様子 見て来いってーーーーー
 いいなぁ・・・ 浅葱さんばっかりーー・・・・
 あーあ。
 結局 僕は匠さんにフラれ、一人ぼっちかーーー」

深月は わざと拗ねた子供のように体をブラブラとさせながら答えていたが
その声は明るかった



「何を言ってる
 透さんに本部へ・・ 自分の所へ来いと誘われたんだろ?」
 

「えっ・・そうなんですか?」
匠も驚きながらも、浅葱の腕の中で微笑んだ





「ああ、 匠は覚えてないかもしれないが
 透さんは あの部屋で真っ先に深月の手錠を外し・・・抱き締めたんだ。深月を。
 
 そうだよな? 
 あれは 仲間というよりも・・・ 愛情だ
 よかったな、深月」

優しく深月に笑いかけながら
浅葱はあの部屋で 匠が気を失った後の事を話して聞かせた




「・・・もう! 浅葱さんっーー!
 あれは・・・・・・
 ああいう緊迫した状況だったからで・・・・・・・からかわないで下さいよっー!

 それに僕はここに居ますからね!  これからもずっと!
 
 ・・・で!
 ずっと匠さんを想い続けて、最高のパートナーになって
 それから 浅葱さんとおやっさんを上回る名コンビになるんです!
 
 匠さん! 僕、どこまでもついて行きますからね!!」


少々オーバーとも見えるジェスチャーを交え
深月が熱く語っていた・・




刻印 -226へ続く
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2014-01-22 |   [ 編集 ]
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2014-01-22 |   [ 編集 ]
474.   
いつもコメントありがとうございます!
深月の気持ちにも整理をつけてあげないと・・・です
2014-01-22 |   [ 編集 ]
475.   
お名前がなかったのですが
コメントありがとうございます!
こんなに長くなりましたが
ここまで読んでくださってありがとうございます!


2014-01-22 |   [ 編集 ]
476.   
いつもコメントありがとうございます!
とうとうここまで来てしまいました
残りわずかです。。
2014-01-22 |   [ 編集 ]
コメントありがとうございます。励みになります!














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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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