0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

刻印 -221

入って来たのは透だった

「そうか、ご苦労だった」  オヤジが声を掛ける



「だ、、、誰だお前は!!
 ここは私の部屋だぞ!!
 この組織のNO.2だぞ!!
 その個人の居室に、ズカズカと勝手に入ってきおって!!!」
 こんな事をして、タダではすまんぞ!」

四つん這いで叫ぶ委員長の側に 透が片膝を付く



「この組織は本当に秘密が好きだ
 同じNO.2でありながら、互いに顔も知らない
 だから、内部でこんなヤツがのさばり悪事を犯しても 外に漏れない・・・
 この体質、なんとかしなければいけませんね、先生・・・」


「ああ、そうだな
 お前がNO.1になったら、一番に改善するこった」


「な・・・NO.1??」

委員長が驚いたように 透の軍服の肩に付く階級章に目をやった
そこには自分と同じ5つ星が付いていた


「ま・・・まさか・・・・・・・お前も・・・」
「ええ、残念ながら私もNO.2ですよ・・・・ まだ・・・・ ね」

そう言って委員長の顎に手をかけ、背けようとした顔を掴む



「や・・・やめろ!  私に触るな!」
委員長は思わず顔を振って透の手を払いのけた

「お・・・・ お前がどんな裏を取ったか知らないがな・・・
 それが絶対正しいと誰が言える!
 私は断固、身の潔白を訴えるぞ!
 
 こ、、 こんなハルなどと言う男も そこの医者も私は知らんっっ!!!」



「呆れた人だ・・・」
透が小さくため息をつく
 

「私は以前 あなたとそこの老人、そしてあなたの秘書の3人が
 同じエレベーターに乗って来るのに出くわした事があるのですが・・・
 ・・お忘れですか?
 
 面識が無いなどと、よく言ったものだ・・・
 証人はこの私、言い逃れはできませんよ?

 それに 階級で裁く裁けないが決まるのなら
 同じNO.2の私には あなたを裁く資格がある・・・  違いますか?
 
 しかし、残念ながら、我々の組織は裏
 法で裁く、裁かないのという次元は全くの無意味・・・・
 今ここでアナタを射殺しても構わない組織ですよ、これもお忘れですか?」


「クッ・・・」 委員長は言葉に詰まり 両手を床につけたままうなだれる


「まぁ、そんな事はしませんがね・・・」
透は振り払われたその手で、もう一度 うつむく委員長の顎を掴むと
グッと自分の方へ向けさせた








その光景を 呆然と見ていたのはハルだった

「本当なのか・・・・・・・・・・・・・・・
 私は騙されていたのか・・・?
 ジンを殺ったコイツに、まんまと騙され恭介を狙っていたというのか・・・
 そんなのは・・・ 嘘だ・・・・・・・・・・」

悪夢を払拭するかのように激しく首を振るハルの腕は
匠を抱き寄せたまま 小さく震えていた




「残念ながら、本当です
 そこに情けなくうずくまるのは、私の元主

 これまで関わってきた多くの事件を、私は知っています
 が、今 話されていた件の詳細は知りませんでした・・・
 まさか、兄弟だったとは・・・・」

今まで無言を貫いていた秘書の男が 呟くようにハルに告げる




「元、主・・・・・
 そういえば、お前はこの腐ったNO.2の秘書だったよな?
 いつの間にハルについた?」

皮肉るオヤジの言葉にも 秘書の男は冷たい視線を返しただけで
ハルに寄り添い護ろうとする姿勢は 依然として崩そうとはしなかった






「ハル・・・・・ この茶番も終わりだ・・・・
 俺達がジンの事で闘う必要はもう無い・・」
浅葱が静かに口を開いた




「・・・・・・・!
 ・・・・・・・・・・るさん・・・!
 ・・・・許さん・・・・・・っっ!!
 絶対に許さんっっ!!!
 キサマ!!!  よくも・・・・ よくもジンをっ!!!」


今まで耐えていたモノを一気に吐き出すような悲痛な叫びと共に 
力無く握られていただけだったハルの銃が
オヤジの足元でうずくまる委員長へ向けられていた

怒りで震える指にグッと力が入る




刻印 -222へ続く
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453.   管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014-01-18 |   [ 編集 ]
454.   
真の黒幕は委員長さんでしたか…
ハルはその事実を知らされず
浅葱を憎んでいたんですね 悲しい(´Д⊂


ジンを殺された浅葱とハルの最強タッグの
快進撃が今、始まるーーー…!

なんて、煽りいかがでしょうw←

次話も楽しみにしています(*´◒`*)
2014-01-18 |   [ 編集 ]
455.   管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2014-01-18 |   [ 編集 ]
456.   
いつもコメントありがとうございます!
透もオヤジ同様、話させ易いので、つい・・(笑)
2014-01-18 |   [ 編集 ]
457.   
もあ様、いつもコメントありがとうございます!
その煽り時の曲は
やっぱり ♪紅蓮の弓矢♪ でしょうか
2014-01-18 |   [ 編集 ]
458.   
いつもコメントありがとうございます!
委員長は完全なる やられキャラ・・
ですが・・・・・(笑)
2014-01-18 |   [ 編集 ]
コメントありがとうございます。励みになります!














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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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