0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

刻印 -212

「・・・話は済んだか?」


ハルが茶化すように口を開いた


「このままサッサと館へ帰っても良かったのだが・・・
 まぁ、委員長との約束もある
 ここでお前を殺ってから引き上げさせてもらおうか
 タクミの身体も疼きが止まらぬ様だ・・・  可哀想に・・・・」


言葉に反してクスリと笑うハルの手が 匠の腹部を撫でると
「・・・・っん・・・っ・・・・」  匠の小さく喘ぐ声がした




「委員長との約束・・・・? 
 何の事かは知らないが、ここで終わりだ、ハル・・・・
 お前の帰る場所はもう無い・・・・・
 匠も深月も、返してもらおう」


「帰る場所か・・・・・・・
 そうだな、私には帰る場所が無かったな・・・」

浅葱の言葉に 自嘲とも受け取れる笑みでハルは浅葱を睨み返した




「あの幸せな場所を私から奪ったのは、お前だったな、恭介
 そしてまた、私からタクミもこの男も・・・ 二人とも返せとは・・
 相変わらず暴慢な事だ
 
 だが・・・
 タクミは渡さない・・・
 タクミはもう私だけのモノだ・・・」


ハルは傍らに横になる匠の身体に右腕を回すと
背中を支えるようにして抱き起こした


「・・・んっ・・ぁっ・・・   ・・・・さわ・・・・るな・・・・」
急に抱き起こされた痛みと、触れられるだけで理性を失いそうな薬の感覚に
匠が声を上げた


ハルはそのまま、グッタリと力の入らない匠を片腕で抱き寄せ
座らせたその背中を浅葱の方へと向ける
艶かしい匠の背中の龍が 浅葱に牙を剥くように見えた


「美しいだろう・・・ この刻印は一生消えはしない
 これはタクミが 永遠に私のモノである証し・・・・・」


そう言ってハルは匠の顎を左手で引き、顔を自らに向けさせる



「ほら、タクミ・・・・いつもの様に慰めてやろう」
「・・・ぃやだ・・・・や・・・やめ・・・・・ろ・・・・・・」
匠がわずかに首を振る


「どうした? 
 今まで その男にまで犯され、いい声で鳴いていただろう・・・・
 浅葱の前では恥ずかしいのか・・?」

そうハルに言われ
ベッドの側に立つ秘書の男が 勝ち誇ったような目で浅葱を見る




クスクスと笑いながらハルは匠を抱き寄せ、その唇を塞ぐと
舌先で唇を割り 匠の口内へと挿し入れた


「・・ンっ!!・・・・ん・・・・・・・・・」
目を閉じ、ハルに舌を絡められ苦悶し、首を振る匠の横顔があった


「クッ・・・・」
浅葱の銃を握る手に力が入る


ハルはそんな浅葱に視線を合わせ
じっとその表情を見つめたまま、楽しそうに微笑む

そして 見せ付けるようにしながら匠の口内をゆっくりと弄ぶと
自らの唇を 匠の顎から喉元へと這わせていく・・

「・・・っぁ・・・・っ・・・・・」
顔を上げ、天を仰いだ匠の口から喘ぎが漏れる





「やめろっーーー!!!」
浅葱とハル、匠を交互に見つめていた深月が
居たたまれなくなり声を上げた


「匠さんは、人質をとられて言いなりに・・・・自分の意思じゃない!
 今だって、僕をかばった薬で・・・・・
 だから僕は何もされずにこうして居られる・・・・
 だから・・・・だから・・・・ 浅葱さんっ・・・信じて・・・ください・・・・・」


「ああ、わかっている深月・・・・心配するな
 匠はちゃんとお前を守った・・・・」


「は・・はい・・・・」

深月の目に涙が浮かぶ




「フン・・・守ったか・・・・
 そうだな・・・タクミはその男を守った
 恭介、お前とは違う
 お前は子供が他人の玩具を欲しがる様に
 いつも私から大切なモノを奪っておいて 壊し、簡単に捨てる」


「奪った? 人聞きの悪い事は止めてもらおうか・・
 お前が自分で勝手に壊し、捨てたんだ・・・」

匠の喉元に顔を寄せるハルに照準を合わせたまま浅葱が答える




「まだそんな偽り言を平然とほざくのか・・・ 恭介・・・・・」




刻印 -213へ続く
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410.   管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013-12-05 |   [ 編集 ]
411.   管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013-12-05 |   [ 編集 ]
412.   
対峙キタ━(゚∀゚)━!
2人の過去がかなり気になるとこではありますが
今はドキドキしながら見守るのみです!
ひゃー!←

2013-12-07 |   [ 編集 ]
415.   
Z・・・様
いつもコメントありがとうございます!
これから徐々に?明かしていきますね
2013-12-09 |   [ 編集 ]
416.   
タ・・様
いつもコメントありがとうございます!
本当に不定期で申し訳ないです!
これからもよろしくお願いします!!
2013-12-09 |   [ 編集 ]
417.   
もあ様
いつもコメントありがとうございます!
ここからがー
ぎゃー!←
2013-12-09 |   [ 編集 ]
コメントありがとうございます。励みになります!














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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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