0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

刻印 -200

「どうした・・・?  息が上がっているぞ?
 恋しいタクミの声に我慢できないか・・?」

匠から口を離し、真っ赤な顔で目を閉じる深月に
ハルの嘲笑の声がした



「やめろ・・やめろっ・・・・・・・!
 こんなの匠さんじゃない・・・!
 お前が勝手に・・・・・!!
 こんなの・・・ 絶対に認めないっ・・!」


「こんなの・・・か・・・・
 ・・・君の中のタクミは・・・
 どこまでも美しく、清浄・醇乎 (じゅんこ) たる存在のようだが
 本当のタクミは その体に 私の刻印を背負い
 もう何人もの男に穢 (けが) された
 私だけではない・・・・」

ハルがベッドの上の老人に視線を送ると
白髪の老人がニヤリと笑いズルリと舌を出す



「君の想うタクミはただの虚像・・
 今もこうして私の口で嬲られ (なぶられ) よがり声を上げている・・・」

ハルの視線は匠の体へと落ち、その手でゆっくりと下半身を撫でた
匠のモノがピクリと反応し  「・・・っぁ・・・」  匠の小さな声がする



「違うっ!
 体が穢されたとか・・・ 刻印とか・・・ そんなんじゃないっ!
 匠さんは・・・・  匠さんはたった一人の人だけを想ってる!!
 お前なんかがいくら手を出したって・・・・・
 お前なんか・・・・・・・・・・!」



ハルは半ば呆れたように息を吐く・・・

「たった一人・・・ また、  ・・・浅葱か・・・・・・・・・
 お前は・・・ 浅葱からタクミを奪おうとは思わないのか?
 本当に好きなら、お前だって渡したくは無いはずだ
 自分のモノにしたいだろう・・・?
 その体で タクミを愛し、側に居たいとは思わないのか?
 私は・・・・
 私は大事な物を 絶対に渡しはしない・・・・」



その時、深月は 冷たいハルの中に 赤い炎を見た気がした
・・・同じだ・・・
自分と同じ 人間くさい嫉妬に愛情、独占欲・・・
ただただ匠さんが欲しかったあの時の自分・・・・


でも・・・。



ハルは掴んでいた匠の右手を離すと
その手で今度は 深月の腕を掴み、グイッと引き寄せる

前のめりになると、目の前に 喘ぐ匠の顔があった

「タクミは私にされて、こんなにも猛らせている・・・」
ハルは掴んだ深月の手を、匠の下半身へ持って行こうとする



その手を深月は 思いきり振り解いた

「いやだっ・・・!!  離せっっ!!
 ・・・こんな風に 匠さんに 触れるなんて・・・・・・
 奪うとか、奪い返すとか・・・・・・
 それよりも 匠さんが幸せかどうかだ!
 匠さんが幸せなら・・・・それで・・・・・・」


「・・・フッ・・・甘い事を・・・」



ハルは深月を睨みつける

「幸せにしてくれるはずだと、大事な者を託した挙句の果てに・・・・
 ・・・・・・・ そいつに・・・・
 ・・・・・そいつに 殺されたとしたら・・・  お前はどうする・・!!」



声のトーンこそ今までと同じ、抑えられたものだったが
その気は・・・ 静かだったハルの気は 明らかに昂ぶっていた
その気に圧され 深月は思わず息を詰める



「なっ・・・・
 何を・・・ 言って・・・・・・ 
 大事な人を 殺す・・・・とか・・・ 意味わからない・・・」



そう深月に言われたハルは、自身の言動にハッとした様に唇を噛み
初めて自分から 視線を逸らした


「・・・・もういい・・・・
 この男をそこへ繋いでおけ・・・
 タクミが良く見えるように・・・・」

秘書の男にそう言う声は またいつものハルに戻っていた




男は 執務机から持って来た手錠を取り出すと
捕らえていた深月の右手を 後ろ手にして手錠をかける
それを ベッドのヘッドボードにあるポールを通してから
もう片方の輪を、左手に掛けた




「は・・離せっ・・・」
匠の横に跪き、手を後ろに回した姿勢でベッドに繋がれ
身動きが取れなくなった深月が声を上げた
目の前には 出血と薬で グッタリと横たわる全裸の匠がいる


「匠さんっ・・・・!」
目の前に居るのに 助けられない・・
深月は悔しさで、目の前のハルを睨み付けた



「それでいい・・・
 そのお友達は、タクミに触れたくはないそうだからな・・
 代わりにお前だ・・・
 ネズミを捕って来た褒美だ、続きをさせてやる ・・・・来い・・」

秘書の男は既に顔を上気させていた
羽織っただけだったシャツを脱ぎ捨て、ハルの隣へと上がる
 

ハルは匠の脚を 左右にグッと開かせ
その間に男の体を据えると 「さっきの続きだ、好きにしろ」 そう言い放った




刻印 -201へ続く
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2013-10-22 |   [ 編集 ]
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2013-10-23 |   [ 編集 ]
336.   
いつもコメントありがとうございます
300は・・・((汗))
2013-10-23 |   [ 編集 ]
337.   
いつもコメントありがとうございます
そしてお祝いもありがとうございますっ♪
2013-10-23 |   [ 編集 ]
コメントありがとうございます。励みになります!














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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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