0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

刻印 -192

匠と体を繋いだまま ふいにハルの動きが止まった


匠はそのわずかな時間にも、肩で呼吸を繰り返す

ハァ・・・ハァ・・・
ハァ・・・ハァ・・・


そして、苦しい呼吸のまま 薄っすらと目を開けた

そこには キツク唇を結び
まるで自分自身の中に湧き上がる何かを押さえ込む様に
大きく息をするハルの姿があった



ハルの冷たい視線がゆっくりと匠を見下ろし、
下から見上げる匠と目が合う・・

「・・・どうしてだ?  ・・・・・タクミ・・・・・」
狂気と怒りを内に閉じ込めた 静かなハルの声がした




いきなり ドンッ・・! とハルが両手を匠の顔の両側に付く

「・・ッンァッ・・!!」
繋がった場所が その動きで更にえぐられ、匠は再び声を上げた  



「どうして・・・・どうして アイツは・・・ ・・浅葱は・・・・
 いつも私の大事な者を奪っていくんだ・・・?  ・・タクミ・・・・・
 いつもいつも・・・・

 ・・・・・どうして!!!
 どれだけ私から奪えば気が済むんだ・・・!!」




ピンと張り詰め、静かな湖面の様だったハルの声が 激情に呑まれて行く

その激情は そのまま匠の体だけに向けられた

「何故だ・・・・・!!
 ・・・・答えろっ!!!」

ハルは今まで以上に激しく突き上げ 匠の体を荒々しく掻き回した



「ンァアアッッ!!! ・・・・・ァァツ・・・・・・ぁああああっ!!」
背中の傷が擦られ匠は痛みで声を上げる


ハルは匠のモノを手で強く握ると それも犯し始める

「タクミだけは渡すものか・・・・・・・絶対に許さない・・・絶対に・・・
 戻ってこい・・・私の元へ・・・・・・・」

「・・ッンンッッ!! ・・・んっ・・ん!! ・・・っっ・・ンッッ!!!!」




匠はそのハルの激情の中で 無意識のうちに 何か すがれるモノを探し
自分の足を押さえつける秘書の男の腕を 強く握り締めていた
刺された左腕からは血が滴り落ちる


自分の腕を握り締めて来る匠の その熱いほどの体温に
男も目を逸らす事ができなくなっていた


「ンッンッ・・・ぁあ! ・・やっ・・・・んっ!! ・・ぁっああ・・!!!」



・・・・浅葱さん・・・・・
・・・・・・・・・・浅葱・・・さんっ・・・・・・・!!

匠はずっと頭の中で呼び続けていた



が、匠の体は勝手に反応し続け その口から出る声は
叫びに近くなっていく




「ほら・・  イけ・・・・タクミ・・・・!!
 お前の心も体も、全て私のモノだ
 私の支配の中でイけ・・・・ 戻って来い!!!」


「・・・・・・・・・ンンッッ!・・ンンッァアアッ!!!!!」
次の瞬間、匠の体が大きく仰け反った

ハルの手の中に温かいモノが吐出される・・・・


ハァ・・ハァ・・・

ハァ・・・ハァ・・・・

早くなった鼓動に合わせ、腕からはトクトクと血が流れた


「そうだ・・・ それでいいんだ ・・・・タクミ・・・・・」
ハルはまだ逃れようとする匠の体を掴み その後ろを再び突き上げ始めた

そして・・ 「・・・ンッ!」
小さく呻くハルの声がして やっと体の動きが止まった



「目を開けろ、タクミ・・・!
 お前の体の中にあるのは、 この私だ・・・・・忘れるな・・・!」



荒い息のまま、意識を朦朧とさせる匠の体内に 自身のものを吐き出しながら
ハルは匠の顎を掴むと、その唇を奪う



・・・・!!
匠はその言葉を拒否する様に小さく顔を振るが
ハルは匠を解放しようとはせず、顎を掴んだまま 深く舌を挿し入れた





・・・ハルは 匠の唇を覆ったまま チラリと体を押さえる男の方を見る
男は匠を押さえたまま、息を上げているように見える


「どうした・・? 興奮したのか・・・?」
ハルの見透かす様な視線に 男は思わず目を逸らした・・


「フンッ・・・  エリートは嫌いなんだろ?
 その嫌いな人種を自分の手で 壊してみるか・・?」




刻印 -193へ続く
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314.   管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013-10-16 |   [ 編集 ]
317.   
いつもコメントありがとうございます!
ハルの心の闇。。
その奥底に潜むのは。。
2013-10-16 |   [ 編集 ]
コメントありがとうございます。励みになります!














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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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