0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

刻印 -183

匠はそのまま目を閉じ 顔を背けた
飲まされた薬のせいで 勝手に火照り始めた体に 声を上げまいと耐え
グッと唇を嚙み締める



「誰だ・・・・タクミ・・・ 誰に抱かれた・・・・」

ハルの声は静かだった
いつもの笑うような 戯る (たわぶる) 様子はまるで無く
ただただ 冷たく静かだった・・

まるで蒼白い炎を纏う様なその静けさに
匠の腕を押さえる男は 脅威さえ感じ・・・
ゾクリと背筋に冷たいものが走る



ハルの手が伸び、匠の顎を掴んで 正面を向かせると
真っ直ぐに その顔を見据える



「・・・・言え・・・・・・」 

だが、匠は目を閉じ、硬く唇を結んだまま 何も話そうとはしない

黙り込み 完全にハルの存在を無視しようとするその姿に
ハルは 一度目を伏せ、大きく溜息のような息を吐く



そして、再び全裸の匠の上に馬乗りになる・・

驚き 目を開けた匠と、ハルの冷たい視線がぶつかった途端だった・・・
ハルの手の甲が 匠の頬を激しく打ち据えた


「・・ンッッ!」
ハルの指にはめられた指輪で 匠の頬が切れ、そこにゆっくりと血が滲む

 


「・・答えろ・・  答えろ、タクミ・・・」

ハルは 何度も何度も平手で打ち続けた
匠はまるで翻弄される人形の様に されるがまま ただ苦しそうに息をする

打たれる衝撃で 飲まされた薬が急速に体に回っていく



「もう苦しいだろ・・ 
 もう 私が欲しくてたまらないだろ・・・・
 ならば言え・・ 誰がお前を抱いた・・・?
 
 ・・・お前は・・私だけのモノだ
 その刻印は、私の印・・・・
  
 私が欲しいと・・・その口で、その声で言え
 懇願し、くださいと乞え・・・」



・・・・ハルの手が 匠のモノを強く掴む

「・・・んっぁっぁ・・っ・・!」

薬で敏感に研ぎ澄まされたその感覚に、 匠は思わず声をあげ
腰を浮かせて身を捩った



「これほど自身を昂ぶらせておいて・・・・まだ言わないのか・・・
 素直に言えば、すぐに楽にしてやる・・・・・」

「誰が・・・・お前なんか・・・・に・・・・・・・」



匠が小さく呟くと ハルが目を細めた




ハルは側に置いた小さな果物ナイフを握ると 
馬乗りになったまま、押さえられている匠の左の上腕に
プツリ... とそれを突き立てた



「・・・・・・・・・・・ンッグッ!!!!!!!!!!」

衝撃で匠の体が跳ねる
が、ハルを睨み返したまま 声さえ上げようとしない


腕から流れた鮮血が 白いシーツをジワリと真紅に染めていく




腕を押さえる男も驚き 一瞬手が緩む
「手を離すな!」



それまでの静かなハルからは想像出来ない程の声だった

「は・・・はい・・・申し訳ありません・・・・・」
男は慌てて 匠を押さえ込む



「おい・・ タクミの・・脚を持ち上げろ・・・・・」
ハルはじっと匠の顔を見つめたまま 無表情にその体から降りる

「えっ・・・あ・・・・はい・・・」


頭の方に立っている男が 体を伸ばし覆いかぶさる様にして
匠の膝まで手を伸ばす

そのまま膝を 下からすくう様に手を入れ、頭の方へと引き上げた



「・・ァァッ・・!!! ・・ンンッツ!!」
体を丸められた格好で膝を持ち上げられた匠は
後ろの穴までを露にしたまま
刺された腕の衝撃と、背中が引き攣る痛みで 思わず声を上げた



「そのままだ・・・・本当に・・・誰かに抱かれたのかどうか
 ・・・・・確かめてやる・・・」




刻印 -184へ続く
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281.   管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013-10-05 |   [ 編集 ]
285.   
いつもコメントありがとうございます!
お返事おそくなりました!
暫し、深月の話しになってますがお付き合いを!
2013-10-07 |   [ 編集 ]
コメントありがとうございます。励みになります!














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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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