0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

刻印 -179

目の前に、あの男・・・ハルの顔がハッキリと見えていた
頬の傷・・・・ 女の様に線の細い美しい顔・・・ そして冷たい目・・・


その目を見るだけで、匠の心臓は暴れ出し 体に痛みが襲う気がした
馬乗りにされた体は身動きがとれず、左腕はもう感覚さえない



「タクミ・・・・ また一緒に遊ぼう・・・・・」
時に冷淡で 時に子供の様な振る舞いを見せるそのハルの顔が近付く

「・・・・・・」
黙ったまま顔を背ける匠に
「また黙ってしまうのか・・・・ 声を聞かせて欲しいのに・・・」
と、その唇で 匠の口を塞いだ



「・・ンッ・・・! ・・・・やめ・・・ろ・・・・っ・・・!」
匠は首を振り、ハルの血で赤く染まった唇をかたく閉じたまま
覆い被さって来ようとするハルの肩口を 右腕で押し退ける



「フッ・・・ 抵抗しても その体では無駄だ・・」
唇を離し、ハルは馬乗りになったまま 匠を見下ろすと
顎を押さえ、再び唇を近づける





・・・パンッ!!!

乾いた音が部屋に響く・・・
匠の右掌が ハルの頬を打っていた



ハルは目を閉じ、打たれた体制のまま横を向き 暫くじっとしていたが
・・・フゥ・・・ と溜息の様な息を吐く

そして 今度はフッと笑うと 首を傾げたまま目を開ける



「ふぅん・・・そういう事も覚えたのか・・・・・」
冷たい目が 一層深く匠を見つめていた
その冷酷な光に 匠の神経は凍りつく・・



次の瞬間、 今度はハルの右手が 匠の頬を打っていた
匠の 力の入りきらない右掌で打つのとは全く次元の違う
重く鈍い音が響く・・



「・・・ンッっ!!!」
匠の顔が大きく揺れ、乱れた髪が顔にかかる
嚙み締めていた唇が切れ、口端からは一筋の血が伝った



「それでこそ 私の玩具だ・・ イジメ甲斐がある・・・」

ハルは嬉しそうに匠の頭を撫でると
乱れた前髪に触れ その指に柔らかな髪を絡ませ微笑む
匠は首を振って その手を払い除けると、キッと睨み返した



そんな匠のわずかな抵抗さえ楽しむ様に ハルは匠の体に手を這わす

頬を撫で 指で耳を触り・・・顎から・・・口元へ
口端から流れた血を指で拭き取ると 首筋へ・・・・・


そして 細く絡みつく様な指は胸へと下りていく

胸にかかるタグに指があたると
「また掛けているのか・・・こんなもの・・・・」
そう言って 引き千切ろうとタグを握った


「やめろっ!! それに触るな!!」
匠の強い声がそれを制止する



「フン・・・・まぁいいだろう
 この龍はタクミ・・・・そして私の蛇はここだ・・・」

ハルが右袖を捲くると、そこには 匠の背中と同じ蛇のタトゥーがあった
「見えるか? タクミの背中の蛇だ・・
 この2つが揃ってこそ 私の刻印・・・・」




そして指は胸の傷に触れる

「もうここも塞がったのか・・・・・ 
 もう一度 同じ場所を切り裂いてやろうか・・?」
クスクスと笑う様に 自分の爪で疵痕を斬る真似をしながら
ツツ・・・と ゆっくり指を下げていく


途中、一番傷の深かった場所で グッと指を突き立てられる

「んっ!!!」
体を仰け反らせ痛みに耐える匠の反応を ハルは楽しむ様に見下ろしていた




「おい・・・・」
ハルはベッドから少し下がった場所で
黙って立っていた秘書の男に声を掛けた

「はい」
「お前、ここで代わりにタクミを押さえていろ」
「あ・・・はい・・・」

男は一瞬 戸惑う表情を見せた


「お前は男に興味はないか・・・・こういうのは・・ 初めてか?」
笑いながらハルは馬乗りにしていた匠の体から下りる

「・・はい・・」
「では覚えるものいいかもな・・・ ここで・・・」
「えっ・・・・・」

男は返事に詰まりながら 匠が倒れているベッドの側へ来ると
ハルに言われるまま、匠の両腕を押さえつけた



ハルは匠のベルトに手をかけ、その服を脱がし始める

「んっ・・! やめろ・・・離せ・・・・・・・・・・・・!!」




刻印 -180へ続く
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271.   管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013-10-01 |   [ 編集 ]
273.   
いつもコメントありがとうございます
その謎にも・・w
2013-10-02 |   [ 編集 ]
コメントありがとうございます。励みになります!














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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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