0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

刻印 -142

「来週か・・・・・思ったより早いな・・」

「ああ・・・向こうも一刻も早く、そう思ってんだろ
 匠が少しでも弱ってるうちに・・・ってな
 1週間で どんな罠を張るのかは知らねぇが・・・・
 いつになるにしても、匠と流には話さねぇとな」

「・・わかった・・」

「じゃあ、もう戻ってやれ
 匠が目を覚ました時に お前が側に居ないと不安になる」

「匠は今、俺の部屋だ・・・・・」

「ん、了解した
 後で様子を見に行くよ」










匠が目を覚ました時には もう夜が明けようとしていた
12時間近く眠っていた事になる


目の前には浅葱の姿があった
まだ腕枕をしたままで
浅葱の右腕はしっかりと匠を守る様に抱いている

匠は身動きせず、じっと浅葱の顔を見つめていた・・



「何か、付いてるか?」

いきなり浅葱の声がして 匠はクスリと笑う

「やっぱり、起きてたんですね・・
 腕枕・・・ありがとうございます・・・痛くないですか・・・?」

「俺を誰だと思ってる・・」



その言葉に匠は何故か嬉しくなる
「・・はい・・・」 
抱き付いていた左腕に精一杯の力を入れた


「ん? 何だ・・?・・おかしなヤツだな・・・」
その浅葱の声も優しかった



まだ目を閉じたまま話す浅葱のその唇を 自分から奪ってみたい衝動に駆られ
そっと匠が体を伸ばそうとした時だった



左腕に激痛が襲った・・



「・・・・・んっっ!!」

甘い時間は一気に現実へと戻される



「ぁっ・・・んんんっ・・・・・・・・!!」
思わず声をあげ、腕を押さえ
痛みが引くのを待つが、それは一向に治まらない・・
その痛みは 体中に広がり、背中がズキズキと痛み始める



「んんぁあああっ!! ・・・・くっ・・・・・・・・」


いきなり苦しみ始めた匠に浅葱は驚き
・・・また・・・   思わずその肩を抱き締めていた


「匠っ!・・・・・匠・・・・・・・・・・・!!」
「あ・・・あさぎ・・・・・・・・さ・・・」


しかしその痛みは治まる事なく匠を襲い続ける




「オヤジを呼んで来る、待ってろ・・」
そう言って浅葱は 匠を腕から下ろしリビングへと向った







深月は 珍しく朝早くから目が覚めていた
昨日 あのまま会えなかった匠の事も気になり
ゆっくり眠れたとは言い難い 体の重さがある

ベッドでゴロゴロしていても、気持ちが落ち着かず
一人 起き出して来て、リビングの端のキッチンで水を飲もうとしていた時だった


浅葱が入って来たのを見て 「おはようございます」 と声を掛けた

が、その挨拶に返す事無く 浅葱は 「オヤジは?」 と尋ねる
その声が急を要している


「おやっさんは まだここには・・・・
 匠さん?!  ・・・どうかしたんですか?!」


深月の問いに答えもせず 浅葱はオヤジの部屋へ向う
その後を深月も追いかけていた
乱暴に置いたコップが シンクでカラカラと音を立てる




オヤジの部屋の前で ノックをし、
「オヤジ、起きてるか?  匠を診てやってくれ」
そう声を掛けると すぐに扉が開いた

「朝早くからすまない・・・匠が・・」
オヤジは浅葱の肩をポンと叩く




深月の前を行く二人は 匠の部屋を通り過ぎて、浅葱の部屋へと入って行った
浅葱さんの・・・・部屋・・・・?

なんで・・?・・・ 深月も二人に続いて浅葱の部屋に入る


そこには浅葱のベッドで苦しむ匠の姿があった




刻印 -143へ続く
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193.   
匠の腕気になってました(°_°)心配です、匠と…流((( ̄◇ ̄;)))動揺が伝わってきます
2013-08-25 |   [ 編集 ]
194.   
やっぱりつかの間の幸せだったのね…匠~頑張れ
2013-08-25 |   [ 編集 ]
195.   
いつもコメントありがとうございます
このままでは終れませんw
2013-08-26 |   [ 編集 ]
196.   
いつもコメントありがとうございます
このままHAPPYには行きませんw
2013-08-26 |   [ 編集 ]
コメントありがとうございます。励みになります!














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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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