0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

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刻印 -15

肋骨が数本折れたのがわかった

止まらない出血で呼吸が浅くなる
その苦しさから、出来るだけ多くの酸素を吸い込もうと 本能が深呼吸を繰り返す
が、息を吸う度 胸が激しく痛んだ

「・・っ・・っぅ・・・・っ・・・くそっ・・」





「タクミ・・・ 君がいけないんだよ、私を怒らせるからだ
 ・・・・ 先生・・・・」

男が誰かを呼んだ





いつの間にか部屋の隅のイスに、一人の白衣姿の老人が座っていた


男に呼ばれると 「先生」 という男はゆっくりと立ち上がり
ペタペタとスリッパの音を立てながら、側にあった金属製のワゴンを押し
笑みを浮かべながら 近寄ってきた



「死なない程度で・・・・ ですね」
そう言うと老人は匠の側にワゴンを止める





ワゴンには金属のトレイが載せられていた
中にはメスやピンセット、鉗子といった類の医療器具が並び
他にチューブや液体の入ったパックもあった





老人は皺だらけの手で匠の左腕をとると
何かを探るように慎重に指先を這わせていく

その湿った手の不快な感触に 匠は反射的に体を引いた
ギリッ・・・と胸が痛む



老人はしばらく指を這わせていたが、ある一ヶ所で動きを止めた


「すぐに気持ち良くなる・・・」

湿った手の感触と同じように しわがれ
不快感しか与えないその声がそう言った




”気持ち・・  良く・・・・”
老人の理解できない言葉に目を開けた匠の視界に ワゴンとトレイ・・・
不気味に光る器具が見えた




「・・な・・  何を・・・  やめ・・・・ろ・・・・・」



老人はトレイの中から1本のメスを取り上げると
匠の腕の、その場所に当て そのままゆっくりと 深く切り裂いていく


「・・ウっっ・・んっ・・・! ぁああッ・・!!」

呻く匠の声にニヤリとする




振り払おうと腕を動かし拒絶するが、重い鎖が微かに揺れるだけだった

「動くんじゃない、場所がずれると 死ぬぞ・・・」
しわがれた声が不快に響く



老人は匠の内腕を8センチほど切開すると
傷口を開創器で無理矢理に開き固定する
そこへ針の様な物をズブズブと奥深く突き刺し始めた



「うっンッ!!!・・・ぁぁ・・・・ぁああぁあッ!」

傷口をえぐられ、異物を入れられる痛みに匠は声をあげた



長い1本目の針が切開口に収まると
2本目も同じ様に刺され、その先端にチューブが取り付けられていく



「ぁ・・ぁ・・・・・ああああっっ・・・んっっっぁあ・・・・!!」





その様子を見ていた男が嬉しそうに言う
先ほどの怒りは この一連の光景ですっかり収まった様だった


「もう安心していいよ、タクミ・・・・  これで簡単に死にはしない
 こんなに美しい玩具、出血多量で殺すなんて勿体無いからね・・・・
 それに、餓死や 衰弱死も困る・・  あれは非常に醜い・・・・」






匠の左腕には輸血用と、栄養補給用らしき2本の点滴の針が刺さっていた
そこから出たチューブと液体のパックは テープでグルグルと腕に留められた

今までに流した血を補う様に、輸血パックから血が送られ始める・・・



「針を抜こうとしても無駄だよ、先生は最高の名医だからね」


褒め言葉が嬉しいのか 老人が上機嫌で話し出す

「はい。 針は皮膚深く、埋め込むように入っております
 どんなに暴れようとも 抜け落ちる事はありません」
 
「ありがとう。先生、流石だ
 後でまたお願いします・・・・ それまでそこで見てて下さい」


その言葉にニヤリと笑みを浮かべ、会釈をして老人は隅に下がって行った





その直後だった


匠は自分の体の異変に気が付いた
朦朧としていた意識が急速にクリアになっていく感覚


いや・・・・ それはクリアという簡単な言葉では表現できなかった
そんな段階はとうに過ぎていた


全ての神経、感覚が研ぎ澄まされ、過剰なまでの反応を示していた



ドクン・・

心臓が1つ鼓動を打つだけで、体が熱を帯びる




ドクン・・

ドクン・・


次第に息苦しくなり、呼吸が荒くなる
同時に 折れた胸の痛みも増していった


”ハァ・・ ハァ・・・ 熱・・・い・・・・ 何だ・・・・この感覚・・・・”


そんな匠の様子を男はじっと見つめていた




ドクン・・・

ドクン・・・


「何を・・・ハァ・・・・ハァ・・・   ・・・俺に・・・・何をした・・・」


「効いてきた様だね・・・ 何って・・・・
 それは・・・・ そうだな・・・俗に 媚薬 とでも言うかな
 先生の作る薬はそんな俗っぽい名前で呼ぶには勿体無いけどね・・

 快楽の薬、催淫剤・・・ その他にも色々と点滴に混ぜさせてもらったよ
 残念ながら、鎮痛剤は入っていないけどね

 どうだ? 面白い趣向だろう? 
 その針が入っている限り キミは快楽から逃れられない
 しかし、それを抜けば今度は命が危うい
 さて、どっちをとる?・・・クク・・」


楽しむ様に 匠を見つめる


「そうだ・・・  その姿・・・・
 記念撮影でもして 浅葱に見せてやろう・・・・ 
 さぞ悔しがるだろう・・・・ ねぇ、タクミ・・・・」







ドクン・・・

ドクン・・・



体中の神経が逆立ち、
全身のありとあらゆる器官が敏感に反応していくのがわかった・・・




刻印 -16へ続く
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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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