0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

刻印 -130

喉元から真っ直ぐに伸びる匠の胸の傷を 浅葱の指がなぞり
その後を追う様に舌が這う

「ん・・っ・・・・・・・・・・」


上体を支えていた腕が震え、力が入らなくなっていた



ベッドの端に腰を掛けた状態のまま
浅葱の圧に負け、押し倒される様にして体を横たえた


背中の傷の痛みに思わず  ンッ・・ と呻いたが
浅葱は少しも動じる様子もなく・・

隣に座り 匠の体の横に手を付くと
腰下に腕を入れ 匠をベッドの中央へと移動させる



そのまま覆いかぶさる様に 匠の胸で唇を動かしていく・・



匠の体を包んでいたタオルを大きくはだけさせると
しなやかな肉体がそこにあった・・


まだ消えない無残な傷痕さえ、その体を引き立たせる飾りの様に見える

その1つ1つの傷を確認するように 浅葱の舌が動く



「ぁっ ・・・・ん・・っっっ・・・・・・・」

胸の先に舌が触れ、そこを噛まれると 傷の痛みなのか、唇の感覚なのか・・・
匠は思わず声を漏らしていた

 


浅葱は匠の体をわずかに横にし、脇腹にまで伸びた龍の刻印に
唇をつける


「・・んっ!  ぁぁっ・・・  や・・・・っ・・!」



その刻印は 滑らかな匠の胸と、同じ肌とは思えない感覚だった
これが・・  匠の龍・・・


浅葱の指が その傷にそっと触れる・・
いたわる様に、愛しむ様に・・そして悔やむ様に触れた後
その龍さえも凌駕しようと 浅葱は手の掌で・・そして舌で覆っていく・・


それは浅葱自身の戦いでもあるかのようだった
これが匠の・・・・ 愛する者の体なら・・  俺は、全てを受け入れる・・






「・・っ・・・や・・・・いやだ・・・・・・・・」
匠は 自分の刻印を・・あのおぞましい傷の上を 浅葱の舌が這っている・・・
そう思うだけで体が震えた



「いや・・・・や・・・めて・・・」
思わず腕を自分の腰に回し 脇腹の傷を隠す


「手を退けろ・・・」 浅葱の声がする

「いや・・・・・だ・・・・」

首を振ると、浅葱は腰にあった匠の両腕を無理矢理に掴むと
グッ・・と持ち上げる


「んっ!!痛っ・・・・!!・・・・」
匠が呻いても浅葱は止めなかった




そのまま匠の腕を 頭の上まで持ち上げると 側にあったたタオルで
両手首を一つに縛る



「・・・な・・に・・?!  ・・・ いやっ ・・・・やめっ!!・・・」

「じっとしてろ!」



手首を頭の上で縛られ、 無防備に体を曝け出す姿は
鎖で両手を縛られていた時を思い出させた・・


ドンと頭の上に腕を組み伏され
思わず腕の痛みと、蘇る恐怖とで顔を逸らす


「・・・ やめ・・・・・解いてっ・・・!!!」




だがその願いは聞き入れられず
手首を縛られたまま 体をわずかに傾けられ 再び龍に唇を落とされた

「ぁあ・・・・んぁっ・・・・・!」

片膝を立て、体を仰け反らせる
背中の傷が擦られ、疼く・・



腰にかかっていたタオルが落ち、浅葱の目の前に匠の肢体が曝け出された



幾筋もの傷痕をまとったしなやかな体が
両手を縛られたまま、体をよじる・・
その度に、 脇腹から見え隠れする龍と蛇・・・・
そして、匠の甘く切ない声・・・・



それは見る者を昂ぶらせた・・




あの男が・・・ハルが・・この体を抱き、ボロボロにした・・・・
こんなになるまで・・・匠の体を・・ もてあそんだ・・・

そう思うだけで、言い様の無い悔しさと苛立ちが込み上げ
浅葱は 唇を噛み、その動きを止めた・・




刻印 -131へ続く
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146.   
当分続くとか(○ ̄◇ ̄;○)楽しみすぎてどーにかなりそーです
2013-08-13 |   [ 編集 ]
147.   
コメントありがとうございます!
もう暫くお付き合いください!
2013-08-14 |   [ 編集 ]
コメントありがとうございます。励みになります!














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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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