0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

刻印 -123

「・・・じゃあ、 そこへ座れ」


オヤジに促されて 浅葱が匠をソファへと座らせる
息巻いていた深月も匠の隣に 大人しく座った




「審議会の呼び出しが来たのは、お前が帰った次の日だ
 すぐにでも連れて来いというのを 今まで先延ばしにしてきた
 この件、最初から罠だった・・・というのは判ってるな?」


「はい・・
 あの男が・・・・・浅葱さんを呼ぶ為だと・・・そう言ってました・・」

ソファに座り、膝の上で組んだ両手を見つめながら匠が答える





「ああ・・
 俺と恭介は・・
 あの男の組織と、もう何年もダラダラとやり合っていてな・・
 今回も、 俺の中に またここかと・・惰性もあったのかもしれねぇ・・
 
 上層部との噂は全く無い訳ではなかったが・・
 まさか本当だとは思っていなかった・・
 
 だが・・  透・・・さっきのヤツだが・・ アイツの言った事に間違いはねぇ・・
 組織の中に裏切ったヤツがいた
 そいつと手を組んで、今回の件は始まっていた・・

 
 これは当初、恭介を呼び出す罠だった

 奴等は お前をエサに恭介をおびき出し・・ そう思ってたんだろうが
 いつの間にか ターゲットがお前に・・・匠に変っていた・・
 
 今は、恭介を殺って、匠を連れ去る・・ それが最終目的・・・ だろうな」





深月が匠の隣で 小さく 「 ・・クソッ・・・」 と呟くのが聞えた




 
「だが、それが簡単にいかないと判ると・・
 救け出された匠・・・ 
 お前がそのまま 表に出てこなくなる事を危惧した奴等は・・
 最後に 大掛かりな爆破騒ぎを仕立て上げた
 
 
 出てこなければ・・ 権力で無理矢理にでも外に引き摺り出せばいい・・・
 それがこの 審議会ってわけだ・・」



「お前を必ず奪い返す・・・ヤツは俺に そう言った・・」
浅葱が悔しそうに言う



「奪い・・・返す・・・・・
 じゃあ・・・・またあの男が・・・・
 現れるかもしれない・・・って事・・ ・・・・ですよね・・・」


「ああ・・そういう事だ」





オヤジはそこで一度息をつく・・・・・


「匠・・今のお前にはまだ酷かもしれんが・・・」
「構いません・・・・・・続けてください・・」



「ん・・・・
 今回・・  いやもう既に・・・だ、 この写真はバラ撒かれた
 
 聴聞・審議会は言葉通り 事情聴取の場だ
 この写真について何を聞かれ、何を言われるかはわからんが・・・・・
 
 だがそれが判っていても、そこに今回の黒幕がいる以上
 お前も俺達も カタをつける為に行かなきゃならん・・・」


「・・・・大丈夫です・・
 逃げていても・・・何も終らない・・・・
 この罠からも・・・あの男からも・・・」

匠は両手を握り締めたまま、オヤジの声の方へ顔を上げた





「わかった・・・ 
 では、準備が出来次第 出向くと・・そう返事をするぞ
 奴等もそれなりに何かの手を打つ時間が必要だろうから・・
 また向こうから何か言ってくるだろう・・」
フンッ・・と皮肉の様にオヤジが言う

「はい・・」


匠はそのまま何かを考え込む様に黙った




「じゃあ・・これで一応 この話は終りだ!  
 
 匠は落ち着くまで少し休んでろ・・
 ・・落ち着いたらまた リハビりだ」

オヤジが匠の肩にポンと手を置いた




刻印 -124へ続く
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270.   
あ〜〜〜、すごくドキドキします。
毎回、次の日が待ちきれないくらい楽しいです。
秘書の男と匠にも何かが起こると嬉しいです!!
2013-10-01 |   [ 編集 ]
272.   
コメントありがとうございます!
なかなか先に進まない話ですが
楽しんで頂けると嬉しいです^^
2013-10-02 |   [ 編集 ]
コメントありがとうございます。励みになります!














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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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