0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

刻印 -117

「・・んっ・・・・」

急に唇を塞がれ、最初は驚いた匠の瞳が
そのままゆっくりと閉じられていく・・



その反応を身届けると、確かめる様に浅葱の唇が匠の唇を覆った

「・・・んっ・・・・ぁ・・・ぁっ・・」



それは小さな音と声を漏らしながら、何度も何度も繰り返された

・・んっ・・・・ん・・

・・あさ・・・ぎ・・・・・・・・さん・・・



匠は右腕だけでしがみ付きながら、その唇を受けていく





だが、その浅葱の唇は
以前の様な・・  触れ合うだけの唇では終らなかった

声を漏らす度 わずかに開かれる匠の口を開く様に
浅葱の舌が差し出される


「・・ぁ・・・・っ・・・んっ!   ・・・・ぁっ ・・ あさ・・・・・」

匠の小さな声が漏れ、背中に回した腕に力が入る



「・・や・・・・やめ・・て・・・・   ・・・ん・・・っ!」





匠の脳裏に あの男に強要された行為が蘇っていた

・・タクミ・・・舌を出すんだ・・・・

闇の中で聞えたあの男の冷徹な声・・
抗う事が出来ず、小さく口を開け舌を差し出した自分・・
そして・・・何度もその口に無理矢理に押し込まれた男達のモノ・・




「・・ぃやっっ・・・!・・・・・・」
思わず顔を背けると 自分を覆っていた唇が離れていく


「・・匠・・・」  
浅葱の声がして 思わず目を開く・・



目の前には まだ淡くしか見えないが、確かに浅葱の顔があった

額と額をあわせる様に コツンとあてて
愛おしそうに自分を見つめる浅葱の目・・
 

「浅葱・・さん・・」
「ああ・・俺だ・・・・嫌か?  嫌なら・・無理強いはしない・・」


そう言って そっと頭を撫でられる




匠が目を伏せる・・
が、すぐに浅葱の顔を正面から見つめて 首を振った


「大・・・丈夫・・・・・・・浅葱さんだから・・・ 大丈夫・・・・」

「・・ん・・・  無理だと思ったら、ちゃんと言うんだ
 ・・・ほら・・  ・・・少しだけ口を開けろ・・・」



その声に抵抗する事は、今の匠には もはや出来なかった






・・ぁっ!・・・んっ・・・・・!!


小さく開けられた匠の唇から
割り込む様に 浅葱の柔らかい舌が入ってくる



匠の舌に触れる・・

「・・ぁぁっ・・!・・・・」


それは 柔らかく優しかった
頭の中がボーッと霞み、体の痛みも消えて行く様な唇と舌の動き・・

それは、今までに感じたことのない 甘い感覚・・・




「ぁ・・んっ・・・ん・ん・・・・」

思わず声を出しながら 匠の舌も動いていた
無意識に浅葱を追う・・



舌先と舌先が軽く触れると 蓋をしていた感情が溢れ出る

頭を優しく抱かれ、何度も何度も唇を合わせ
差し出されるものを 匠は受け入れた

浅葱の背中に回した右手でシャツを握り締め
我慢できずに強く舌を絡ませ・・・ 互いを求め合った








そしてやっと浅葱の唇から開放される・・

「匠・・・・
 俺の側にいるのは 何があってもお前だけだ・・
 だから、今は・・焦る事も、怖がる事もない・・・」


「・・・・・・」


「一人で全てを抱え込むな・・
 今と同じ様に 涙を見せて  お前の気持ちを俺に話してくれ・・・
 何も判らないままでは・・・・・・・」


そこまで言うと寂しい浅葱の声が 苦しそうに詰まる


「浅葱・・・さん・・・・?」



あの騒がしい場所で感じた浅葱の涙・・
胸の2つのタグ・・
そして・・ 今も・・・  何故こんなに苦しそうな顔をするのか・・




「浅葱・・さん・・
 今は・・・・もうそれ以上・・・言わないで・・・・・」





匠はもう一度 右腕に力を入れて 浅葱を引き寄せた
浅葱の左肩を抱くようにして  ・・・自ら浅葱の唇を塞いだ




刻印 -118へ続く
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116.   
甘いですねえ‥ たまにはこういうシーンも良いですね。
個人的には、匠が傷付けられるシーンも好きですが。
… 相当なSなんだろうか、自分‥( ˙-˙ )w
2013-07-31 |   [ 編集 ]
117.   
いつもコメントありがとうございます
甘いですよねぇ・・・・
2013-07-31 |   [ 編集 ]
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このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013-07-31 |   [ 編集 ]
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2013-07-31 |   [ 編集 ]
120.   
コメントありがとうございました!
本当に本当にお恥ずかしい!!!


2013-07-31 |   [ 編集 ]
121.   
コメントありがとうございます!
ここから先は また後日にお預けという事で・・w
2013-07-31 |   [ 編集 ]
122.   
こんばんは。毎日更新を楽しみにしています。
117話は何度読み返しても、萌えます。
匠が可愛くて。

ところで、匠はどのくらいの間お風呂に入ってないんでしょう。身体は消毒するしかないとして、シャンプーは?できることなら、匠にシャンプーしてあげたいです。
2013-08-02 |   [ 編集 ]
123.   
いつもコメントありがとうございます!
萌えて頂けるととても嬉しいです!!!
シャワーシーン・・・・詳しくはツイッターにてw
2013-08-02 |   [ 編集 ]
124.   管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013-08-07 |   [ 編集 ]
125.   
コメントありがとうございます!
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2013-08-07 |   [ 編集 ]
コメントありがとうございます。励みになります!














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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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