0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

刻印 -110

「お前、本当にどうかしてるぞ!
 ダメだと言われているのがわからないのか! いい加減にしろっ!」

浅葱の大声に驚いて 深月が二人を見つめる



匠は肩を掴まれた勢いで振り返り・・ 唇を噛んで浅葱を睨み付けた


「・・・・・どうして・・・」

「どうして・・・?
 どうしてって・・・・・・
 無理に決まってるからだ・・・ 今無理をして、悪化させたらどうする
 そんなガキみたいなワガママを言うな!」

「ガキって・・・
 俺はガキじゃないし・・・・    流さんが・・・・・・・」
匠は思わず口走っていた・・



どうして自分ではなく・・ 深月なのか・・

深月では無く、自分を仕事に連れて行って欲しい・・
言いかけて言葉を飲み込んだ


それがまだ無理なのは自分が一番良くわかっていた
頭では・・・

でもそれを自分自身に納得させる事ができなかった





「流・・・?  深月がどうした・・」
浅葱が目を細め、声を小さくする

「・・・・・お願いです・・・・・限界まで・・・やらせてください・・・・」
そう言って匠は下を向いた



広いリビングの端で二人が小声で話す内容は
オヤジにも深月にも聞えてはいなかった



「限界・・・
 じゃあ・・ 自分の限界がわかれば納得するんだな」


浅葱の冷たい声がしてリビングを出て行く




そのまま浅葱は武器部屋に入り
いつも深月が使っている銃と匠の銃、2つを持って出てきた


「おい、深月・・ ちょっと来い」


浅葱に呼ばれて書類を作っていた手を止める
「何ですか? 浅葱さん・・・・・ 銃なんて持って・・」
浅葱の手に握られた2つの銃を見て、深月が驚いた顔をみせる



・・・銃・・・・
その深月の声に 匠も顔を上げた




「昨日の仕事、あれは何時間かかった? どれぐらいこの銃を握っていた?」

「えっ・・・・部屋を出て戻るまで6時間・・・ぐらいで・・
 実際に持ってたのは・・・2時間ちょっと・・・・ぐらい・・・・だと・・
 えっと・・・浅葱さん・・いったい何を・・・・・・・・・」



深月の質問に答えもせず浅葱は話しを続ける


「・・簡単な仕事だったよな」

「あ・・・はい・・・僕でも行けたぐらい・・・・ですから・・・・・」

ただならない雰囲気に深月が口ごもる



「ん・・・じゃあ・・・2時間でいい
 二人共、そこに立って銃を構えろ」
そう言って深月に銃を渡す



「え・・・・ここで・・ですか?
 なんで・・・・・・・・
 ・・ってこれ! ・・・・実弾・・入ってますよね・・・・・浅葱さん・・・」


「ああ・・  深月には悪いが、ちょっと付き合え
 匠も来い!」




自分を試そうとしている・・・・
流さんと比べようとして・・・・
匠は悔しさで唇を噛んだ





浅葱から自分の銃を受け取る
久しぶりに握るそれは ずっしりと重かった

「お前はこの前、銃も無くしたからな・・・
 以前のと同型だ・・ 弾も入っている、重さは実戦と同じだ」


一言一言が嫌味に聞え、匠は浅葱の声のする方を睨みつけた


「的は俺だ」
そう言って浅葱は二人の前に・・ 数メートルの距離をとって正面に立った



「おい!恭介!それはいくらなんでもダメだ!止めろ!」
ずっと黙って見ていたオヤジが怒鳴った


が、そんなオヤジの声も無視し
「俺のどこを狙ってもいい・・ が、俺達が狙うのはいつも急所だけだ
 頭でも心臓でも構わないが、1発で仕留める場所を狙え
 匠はこの距離だと見えないだろうから、今回は特別に俺が教えてやる

 実戦でターゲットがずっと立ち止まり、
 自ら 自分はここだ と親切に教えてはくれないだろうがな・・・・」
そう言って笑った



「おい! 恭介!!!・・・・・・・・・・クソッ!」

・・オヤジもわかっていた


「好きにしろっ!バカヤローが!!」




刻印 -111へ続く
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94.   ((((;゚Д゚)))))))
久しぶりにコメント書きます(^ω^)maoです。
あわわ((((;゚Д゚)))))))匠が必死なのはひしひしと伝わってましたが(ー ー;)やはり頑固ですね。そこも可愛いところですが←
自分の現状を突きつけられからの匠が心配です( ;´Д`)はわわ
2013-07-24 |   [ 編集 ]
95.   
いつもコメントありがとうございます!
これからも頑固な匠を応援してください
2013-07-25 |   [ 編集 ]
コメントありがとうございます。励みになります!














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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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