0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

刻印 -118

ピシリと身なりを整えたスーツ姿の男が
エレベーターの行き先ボタンを押す
表示されている行き先は 最上で30階


男は30階で降りると 
廊下を歩き そのまま次のエレベーターへと乗り込んだ
それはいかにも重役専用・・・・
凝った装飾が施され、 明らかに30階までの
どこにでもある普通のエレベーターとは差がつけられていた


そしてもう1つ、大きく違うのは 壁に階数表示のボタンが無い


「76階」

その一言でエレべーターは上昇を開始した




76階で 扉が音も無く開くと 長い廊下を歩き
そこに並んだ部屋の一室をノックし、中へ入っていく


「戻りました
 聴聞・審議会の出席依頼が一件 来ております」
そう言って 正面の執務机で仕事をしている男に分厚い封筒を渡した


「審議会? 珍しいな・・」
そういって封筒を受け取ると 男は、ざっと中の書類に目を通す




「・・ふん・・・・・・・」
一言だけ言うと男は 書類を机の上に放った
重厚な執務机の前で、男は腕を組み 目の前に広がった書類を見ていた


「お前、どう思う?」
机の正面に立っていたスーツの男に書類を指差して見せる

「失礼します」
そう言って男が書類を受け取る





「・・・・少々 おかしな点もありますが・・・・」

「やはり そう思うか・・・」



書類を机に置き、またパラパラと捲り始める
そして何枚目かで 手が止まる

「これは・・・・・・」



そこには4人の名前が並んでいた

「どうかされましたか?」 スーツの男が聞く
「この2番目の名前の男・・・・詳しい情報は・・・わかるか?」


「詳しい・・ですか?
 いえ・・・いくら NO.2 の内のお一人とはいえ・・・
 組織内の個人情報を詳細に手に入れる事は無理かと・・」


「だろうな・・
 ・・・・・ならば、仕方ない・・ 個人的にコンタクトをとってみるか・・・・」

「お知り合い・・ですか?」

その問いに  「ずっと探していた人だ」  男はそう答えた










「んんー? なんだぁ???」
  
オヤジが驚いた様に声をあげた
オヤジ専用PCのランプが点滅していた


「どうした? オヤジ」
浅葱が声を掛け、ソファにいた匠と深月も顔を上げる



「あ・・・いや・・・通信が来てるんだが・・・・・」


そのオヤジの戸惑った様な言い方に浅葱が側へ来る
「何かあるのか?」

通信など珍しくもない事だ


「それが・・・俺個人のID宛なんだ・・・しかも・・・
 このIDは、 今は・・というかもう何十年も使ってねぇ・・
 初期のIDに しかも映像通信希望で・・・・
 相手のIDにも心当たりは無ぇし・・
 こんな古い俺のIDを まだ覚えてるヤツって誰だ??」


不振に思いながら 要請許可を出す


一瞬の間があいて 画面に一人の男の姿が映った




その男の顔を見るなりオヤジが叫んだ

「お・・・・お前・・・・・!!! もしかして!」

画面の向こうで嬉しそうに笑う男は
40代半ばで黒のシャツに黒のネクタイを締めている

「お久しぶりです・・・先生」
男はそう言った




刻印 -119へ続く
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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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