0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

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刻印 -11

さほど広くない通りは、あっと言う間に警察や消防車両で一杯になった



騒ぎを聞きつけた野次馬達も集まっている

手に手にケータイを構え
滅多に無い惨事の現場を見物しようと身を乗り出していた


管轄の刑事だろうか
男が一人、増え続ける野次馬の対応に苦慮しているのが見えた




浅葱は人ごみに紛れ現場を離れようとした
が、さすがに腕から血を流し、埃にまみれ、
所々 裂けたスーツを着る男は見るからに怪しかったのだろう

後ろからその刑事が追いかけてくる


「おい! そこの男! 待ちなさい! 
 ・・・・・・・聞こえないのか!!! お前だ! 止まれ!!」

「・・・・・」



無言で振り返っただけだったが、その気迫に圧されたのか
一瞬 刑事の顔が強張った

「あ・・・ お前・・・ 今このビルから出てきただろ・・・・!
 聞きたい事がある、事情を詳しく・・・・・」

「・・・・・」

「お、・・・おい! 聞こえないのか!!」





その時、キッー っと車のブレーキ音がして
一台の黒塗りの高級車が二人の横に止まった



スッと後部ドアが開き、一人の男が降りてくる
スーツを着、メガネをかけ、いかにもインテリ・・・ といった風情だ



「なんだ!? お前たちは! 
 今ここは、車両侵入禁止だぞ! 勝手に入って・・・
 あ! ・・・おい! そこの男! 待て!」


刑事の制止を無視し、
浅葱は無言のまま 開けられたドアから車に乗り込んだ
座ると同時にドアが閉められる


刑事はまだ何かを叫んで浅葱に手を伸ばしたが、メガネの男に阻まれ
その声はもう、聞こえもしなかった





「遅くなって申し訳ありません・・・」
助手席の男が振り返って声を掛けてくる

「・・・・・」


男は何も答えない浅葱の姿を緊張した様子で見ていたが
出血しているのを見つけると
「お怪我、大丈夫ですか!?!  ・・おい。すぐに病院だ」
運転手に指示をした



「裏の路地の駐車場でいい。 自分の車で帰る」
「あ・・・ でも・・・・  それでは私の任務が・・・・」

途中まで言いかけたが 憮然として自分を睨む浅葱の目に射すくめられ
それ以上の言葉を飲み込んだ
そしてすぐに車を裏へ回す様に運転手に言い直した



バックミラーにはメガネ男に深々と最敬礼をする刑事の姿が映っていた








薄暗い駐車場には
何事もなかったかの様に浅葱の車が止まっていた

細い道を挟んだ反対側の駐車場にも、もう1台
静かに主を待つ車があった


「・・・匠・・・ 待ってろ・・・・」

まだ血の乾かない拳を握り締めた




刻印 -12へ続く
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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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