0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

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刻印 -98

翌朝、匠がオヤジの診察を受けている時に玄関のドアが開いた



朝から浅葱と深月が 珍しく顔を見せていなかった

特に深月は、日課の様に毎朝 匠の顔を覗きに来ていた

その深月が来ない・・・・
部屋にはオヤジの気配だけ
” 家 ” の中に 二人の姿はない様子だった




夜中に出て行ったのはあの二人だったんだ・・・・



「帰りました~」   深月の声がした
浅葱の声はしなかった・・が気配は確かにあった



「おかえりなさい・・」
匠は診察台でうつ伏せたまま答えた


その匠の声に 深月が喜んで医務室へ入ってくる
「ただいま!匠さん!」




深月の気配と一緒に 硝煙の匂いが入ってきた・・・・

この匂い・・・

仕事・・・・だったのか・・・・



考えれば当たり前の事だった
自分達は仕事をする為にここに居る
家族ごっこをやってる訳ではない


ここに帰って5日・・
今まで、自分だけに付きっ切りで居てくれた方が不思議なのだ・・
おやっさんも・・深月さんも・・・そして、浅葱さんも・・・





そしてその匂いは 妙な懐かしさを感じさせた

ずっと最前線にいた匠だった
人を殺傷する仕事・・ あの公園で感じた自己嫌悪・・
もちろんそれが全て消えたとは言わない・・

が、その匂いが思い出させる一種の懐かしさと安堵感は 
それがもうずっとずっと以前から 
匠の体の一部として共にあった事を思い出させる
それが 誇りだった



しかし今は その匂いが遠く感じた
自分が離れたのではなく・・・ 周りが進んでいる・・





「おい。そこへ入るのはシャワーと着替えを済ませてからだ、深月」
浅葱の声がした


「あ・・はい!すみません! ・・あとで来ますね!」
そう言って深月は浅葱の後を追いかけて行く



「先に銃を片付けろ、それから報告書と・・・・・・・・」
「すぐでないとダメですか・・・・・・・・・」


話しながら 遠ざかっていく二人の足音・・


ポツンと暗闇に置き去りにされた様な・・・そんな、、寂しさ・・






「おやっさん・・・もう・・リハビリ、出来ますよね・・・
 このまま・・・お願いできませんか・・・」

「ん・・・? 無茶を言うな・・
 まだ針を抜いたばかりだぞ、あれでも相当無理をしたんだ
 もう少し体を休めてからにしろ・・・・・」



出来るだけ早く・・と思うのはオヤジも同じだった、が
匠の体力も限界に近いはずだった

それに昨日診た限りでは・・想像以上に傷の状態は良くなかった


「でも・・・少しでも早く・・・お願いします・・」

「だがな・・・」

「お願いします・・!」



言い出したら止められない性格は他の2人も同じ・・
命令だなんだと言いながら
いつもこうやって押し切られてきた自分にオヤジはフッと可笑 (おか) しくなる


「ああ・・わかった、匠・・
 だがお前はすぐに無理をする
 毎日のメニューは俺が決める
 やっていいのはその決めたメニューだけだ。 いいな・・」







一通り診察を終えた頃、浅葱と深月が医務室へ戻って来ていた


「これからリハビリだ
 最初は誰かが 補助し動かしてやらなきゃならんのだが・・・・・・・・」


「僕達でも出来ますか!?」
深月がオヤジの言葉を横取りする

「ああ・・そうだな、 出来れば頼みたい
 二人共 ちゃんと見て覚えろよ」




刻印 -99へ続く
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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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