0-story

18禁 BL小説です。主に拷問・凌辱等ハード系。 こういう小説に興味の無い方、嫌悪感がある方はご遠慮ください。サイトマップより一気読み出来ます

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刻印 -97

PCの前で 浅葱とオヤジが仕事の話をはじめていた


「仕事自体は、簡単なもんだ・・
 ウォーミングアップには丁度いいかもな
 事情聴取に出頭しろだの、審議会だのと言うくせに
 こうやって仕事だけはキッチリさせようってんだから・・ ったくよぉ・・」

オヤジは眠気覚ましのコーヒーを飲みながら
PCの前で不満そうだった



「組織なんて、そんなものだ」
腕を組み、PCのある机に半分座る様な格好で資料を見ていた浅葱は
あっさりと答えた


そんな二人の話し声に 
隣の机でうつ伏せて寝ていた深月が目を覚ます



「目ぇ覚めたか? ・・流」
「あ・・はい・・  つい、寝てしまって・・すみません・・・」
「構わん、お前も疲れただろ・・」


そう言われて 丸一日以上の・・あの医務室での光景を思い出していた
「いえ・・大丈夫です・・ あの・・匠さんは・・・?」

「今、眠ってる」 
その答えにホッとする




二人の前のPCに 映された資料が見えた
文書に図面に地図・・・・

「仕事・・・ですか?」
「ん? ああ・・お前はもう少し寝てろ」 


浅葱のその言葉に深月は下を向き、黙り込んだ後
「あの・・・僕も連れて行ってもらえませんか?」
床に視線を落としたまま呟いた



オヤジと浅葱が驚いた様に深月を見る
「行くって、流・・ 外だぞ?」


「わかってます・・
 浅葱さんのパートナーとか 補佐とか・・・・・
 そんな偉そうな事は言いません
 
 この前みたいな 恥ずかしい失敗だけは しない様にします
 だから・・お願いします
 連れて行ってください・・」
顔を上げ、二人を見ながら 深月はそう言った



そんな深月の目を 浅葱はじっと見つめていた

「オヤジ・・俺からも頼む・・ 今夜、深月を連れて行く」


その言葉に一番驚いたのは深月だった

何があっても 絶対に最後までダメだと反対すると思っていたのが浅葱だった
驚く様に顔を見る

オヤジも驚いて振り返った



「・・だが、オヤジの許可が下りないなら 無理にとは言わない
 オヤジが決めてくれ」



オヤジはじっと二人の顔を見ながら 暫く考えていた




これから先・・
万が一の場合は、自分が匠を守る・・深月の目は そんな決意の目だった
浅葱もまた、その気持ちに気が付いていた


もちろん 深月を匠の犠牲にするつもりなど全く無い
が、誰かが倒れれば 誰かがフォローする・・
それがチームであり 一緒にこの仕事をすると言う事だった


それが嫌ならチームなど組まなければ良いだけの事
チームや仲間は、強制でも 命令でもない
独りでやればいい
かつての浅葱がそうだった様に・・


だが、今のままの深月では到底無理だ
まして 匠を守るなどと言う事は・・・
だからこその深月の決意・・




「ん・・わかった
 今夜だ、恭介と一緒に行け」

「はい! よろしくお願いします」
深月の表情が引き締まった

「よし、0時に出る、 それまでに準備をしておけ」

「はい。
 浅葱さん、僕の銃を選んで頂けませんか?
 ・・お願いします」

「わかった・・・」

そんな会話をしながら二人は揃ってリビングを出て行った




「なんだかんだ言ってあの二人・・
 それに仕事になると、流のヤツ・・ いい顔しやがる・・」
オヤジが二人を見て呟いた










夜中にマンションの扉が開く気配がして匠は目を覚ました


匠には 今が夜中だという認識は出来なかったが
誰かが出て行った事はわかった


体にはまだ鈍い痛みが続いている
背中は熱を持ち、かなり熱い・・

うつ伏せのままの胸も痛んでいた


あの地下室の時と同じ様に、わずかに足を曲げて体をよじり
上半身を浮かせ、呼吸を確保する・・・・


もうこの体に何の異物もない
あとは元の様に動ければ・・・

少しでも早く・・・




手を付いて寝返りを打とうとしてみた
が、手首と手のひらが動くだけで肩は全く動かない


・・・クソッ・・・・・・・・


足も必死に動かし、上体をひねろうとしてもやはり無理だった
うつ伏せた体制から 肩が中に入らないために
足と腰だけで上体を返す事ができなかった

無理にひねり続けると背中の痛みが増し、胸も痛み出す・・


うつ伏せたまま 身動きできない自分がいた




刻印 -98へ続く
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プロフィール

凛

Author:凛
BL・MLを日々妄想してる腐女子

しかもかなりハード目が好きな壊れかけ

SM・拷問等の酷い描写が苦手な方は、ご遠慮ください

1作目 『刻印』
2作目 『華燭(かしょく)の城』 
完結しました。
ブログタイトル下のマップより全話読んで頂けます。
『刻印』の簡単な解説はこちら から


まだまだ初心者故、描写の至らない点
設定の矛盾は笑って見てください 

読みやすく・・と思っているので、長編小説ですが、各回短く、短文、1日1回UP予定です


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